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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

モリボー (シリーズNo.1579)

「熱海の建物は地元の業者が守る」
地元愛に溢れる建造物の総合改修工事会社


森 有光 社長

「熱海」が観光地として活気を取り戻しつつある。宿泊客数は2011年から右肩上がりに伸び続け、15年には300万人台までに回復、その後も順調に賑わい続けている。その復活の立役者は様々な業種のチーム熱海体制で臨んだ50代前後の経営者達だった。
 建物の総合改修工事業者としてその一角を担ったのが、1970年2月㈱森塗装店として設立、85年12月現社名に変更した株式会社モリボーの2代目経営者で、現在54歳の森有光社長だ。
 地元熱海で先代社長の働く姿を見て育ち、自宅通学のため大学在学中も夕方には家業を手伝い、後を継ぐ意志を固めた。卒業後は神奈川県の建設会社で経験を積んだ後同社に入社。2012年に社長に就任した。
 戸建て住宅の防水・塗装・外壁改修工事から、リゾートマンション等の大規模修繕工事までを手掛ける同社は、「建物の寿命を延ばし、大切な財産をお守りします」をモットーに、地域密着の姿勢で丁寧な仕事を心掛け、日々各種技術の向上を求めて精進している。

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松本興産(シリーズNo.1578)

高度な切削技術で「不可能を、削り抜け!」
秩父から世界に発信する精密部品メーカー



松本 直樹 社長 


 埼玉県の西部に位置する秩父郡・小鹿野町(おがのまち)は、県内でいち早く教育・交通・産業などの近代化が進められ、西秩父地域の中心地として発展してきた。200年以上の伝統を誇る「小鹿野歌舞伎」で知られるこの地で、50年間にわたる「ものづくり」を通じて、目まぐるしく動く時代のニーズに合わせて成長してきた精密部品メーカーが松本興産株式会社だ。

 同社の高性能CNC旋盤による金属切削技術は主に、進化が著しい自動車の先鋭的な機能に必要な精密部品として起用され、これまで不可能と思われていた技術を可能にしてきた。
「目には見えない部分ですが、衝突を妨げる技術や振動・騒音を吸収する技術など、コンピューター化によって生まれた新しい機能に必要不可欠な精密部品の開発製造に携わることで、より安全で快適な運転のコントロールを実現しました」
 と語るのは、二代目の松本直樹社長。現在、同社の自動車関連部品の売上比率は約80㌫を占めるが、松本社長が入社した1996年当時はゼロだったという。

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光英科学研究所 (シリーズNo.1577)

「腸能力開発。®」を究極の旗印に
体感の良い「乳酸菌生産物質」を提供


村田 公英 社長

「腸能力開発。」(商標登録済)―。本来なら、人の腸の中で乳酸菌が作り出している「乳酸菌生産物質」を体外で生成し、体内へ補うことが、その人自身の健康な「腸能力」をサポートすると考える、株式会社光英科学研究所(村田公英社長)が編み出した究極のスローガンだ。
「腸内フローラ」や「腸内細菌」といった言葉が各種メディアで取り沙汰され、腸の働きがその人の健康を左右することは、誰もが納得するところとなった昨今だが、同社は約半世紀前から「腸の能力」に着目。以来、各種乳酸菌群の共棲培養法の研究を続け、約25年前に16種・35株の乳酸菌・ビフィズス菌群を確定。健康な人の腸内で生成する代謝物と同様の「乳酸菌生産物質」を完成させた。
 病気や加齢により、自前の代謝物が十分に得られなくなった時には、体外で作った「乳酸菌生産物質」を直接摂取し、その代替とすると共に、腸がその能力を取り戻す助けにしようというのが、「腸能力開発。®」に込められた思いだ。

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石川組(シリーズNo.1576)

国際展示会輸送をリードする100年企業


石川 隆義 社長

 明治45年(1912)に英国船会社の代理店業務から事業を開始した株式会社石川組。その後、大正・昭和・平成の激動を乗り越えて100年以上の業歴を積み上げてきた。

「時代ごとに業態を変えながら、家族的な会社として人を大事にしてきました」
 と話すのは、4代目として半世紀以上、同社の指揮を執る石川隆義社長。コンテナ輸送にシフトする業界の大変革にも素早く対応し、独自の市場として開拓したのが国際展示会輸送だ。「東京モーターショー」をはじめ、世界50カ国以上のネットワークを生かし、名だたる展示会を支えている。
「特に好奇心と元気が溢れる若い社員を増やし、どんどん海外に出てチャレンジして貰いたいですね」
 と話す石川社長。次代の国際物流を担う人材の育成にも力を入れている。 

【会社データ】
本社=神奈川県横浜市中区新山下3―13―14
☎=045―623―8851
創業=1912年2月
資本金=1億円
従業員数=69名
売上高=約17億円
事業内容=港湾運送事業、通関業、倉庫業など
http://www.ishikawa-gumi.co.jp

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アート食品(シリーズNo.1575)

食品・外食産業界の需要創造開発企業


田島 郁也 社長

 外食産業やコンビニ向けのメニュー開発と、それに伴う各種食品の加工販売で成長を遂げているアート食品株式会社が、今年3月に創業30周年を迎えた。
「国内外に約200社の協力工場のネットワークを構築し得意先が求める食材と、生産に最適な工場を選定してコーディネートする〝外部基地〟の役割を担っています」田島郁也社長
 工場生産ラインを想定した自社内のテストキッチンで開発を行い、得意先の要望に素早く、的確に対応。同時に、生産を想定される工場のラインへの落とし込みを行い、開発から生産、納品まで一貫したシステムによって協力工場のコストダウンにも貢献している商品完成まで一切の費用が発生しない成果報酬型だ。
「当社のスタッフは業務遂行プログラムが身に付いてます。全社員が、働きがいと誇りを持てる会社でありたいですね」(田島社長)
 と話す田島社長は社員に対し、失敗を恐れないチャレンジ精神を求める。   
【会社データ】
本社=埼玉県さいたま市北区宮原町3―372 カシワ商事宮原駅前ビル3F
☎=048―667―4611
創業=1988年3月
売上高=48億7000万円
事業内容=食品加工・卸売

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