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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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大陽ステンレススプリング(No.1789)

自社一貫生産で自動車から5Gまで
ステンレス製バネのパイオニア企業

 
横山 正二 会長


 それまで鋼しか存在していなかったバネの市場に、今では主流の「ステンレスのバネ」を創出した大陽ステンレススプリング株式会社。金属バネ・ファスナーメーカーとして価値ある製品を提供し、自動車や通信モバイル機器、産業機械、家電・住宅設備、医療、アメニティーなど多彩な業種のクライアント3千社をサポートしている。
 1942年の創業から、耐食性と耐熱性に優れたステンレスの可能性から様々な熱処理法や後処理法の研究を重ねる中で、日本で初めて〝錆びない〟ステンレス製バネの製造に成功し、現社名とした同社。75年以上を経ても尚、当時不可能だと言われていたステンレス製バネの製造に果敢に挑戦した「大陽魂」がモノづくりを支えている。


 その後、ステンレス製バネの実用化と普及に合わせて生産体制の強化を重ねてきた同社。現在国内外合わせて7つの製造拠点で、線バネ・板バネ・スプリングピンなどバネ部品を中心とする2万品種を年間で約60億個生産。中でも電装品や駆動系・視界安全系といった特定自動車部品の市場シェアは実に80㌫に及ぶ。
「裾野が広い自動車産業を軸としてあらゆる業界を全方位的にカバーし、お客様のニーズをとらえてきた。自社一貫の生産体制は『人財』として従業員を第一とし、やる気と知識を膨らませ、何事も自分たちで考える習慣に繋がっています」
 と横山正二会長が話すように、同社の強みは製品の提案から材料調達、生産設計、製造、物流までを自社で担う一貫体制。独自の製造ネットワークや卓越した加工技術、自社製の加工機械や分析器・測定器など最新鋭の設備を擁し、クライアントの多種多様な要求に高い品質で応えている。
 それぞれ常時2万アイテムを揃える規格品と特注品の在庫が需要を見込んだ即納体制を作り、短納期を実現。商社機能を担う大陽精機㈱と本社を含む国内6カ所に加え、将来を見据えた海外展開として香港・タイ・マレーシアに営業・生産拠点を構え、欧州・北米・ASEAN諸国などグローバルな販売展開を進める。何より人財活用を最重点として従業員の個性・スキルを最大限に発揮させ、日々改善を進めている。

小さな部品で世界を支える
樹脂成形事業への挑戦


 近年は5G関連製品の精密パーツにも重用され、新たな需要を獲得している同社の金属部品。除菌スプレーやハンドソープのポンプボトル、人工呼吸器のソレノイドなどにも搭載され、新型コロナウイルス感染拡大防止にも貢献している。
 そして、とちぎ千塚工場に横型成形機18台、縦型成形機2台を導入して挑戦している新事業が樹脂成形。長年培った金属加工と樹脂成形の技術融合を図り、様々な機器や構成部品の軽量化・モジュール化に対応する。環境保全や地域貢献も積極的に取り組み、「創造・調和・革新」を貫きながら新市場を拓いていく。


【会社データ】
本社=東京都練馬区三原台1―15―17
☎=03―3922―4111
設立=1958年2月
資本金=4億8400万円
従業員数=450名
売上高=83億円
事業内容=ステンレス製スプリング等の製造・販売、樹脂成型事業など
http://www.taiyo-sp.co.jp

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