音響ケーブルの世界的ブランド「CANARE」
オールインワンで社会に存在価値のある製品を
音響や放送に用いるケーブルの中で、日本のみならず海外のプロフェッショナルからも圧倒的な支持を集める「CANARE」製品。ファンの心を掴んで止まない世界トップクラスのブランドを支えているのは〝社会にとって存在価値のある〟モノづくりだ。
「ただ製品を作るだけでなく、お客様が見た時、触った時に『これだ!』と感じて頂けるかを常に意識しています。耐久性に優れ、使う人の手に馴染む品質の高さがプロの方々からの支持に繋がっているのでしょう」
暮らしを芯から支える紙管メーカー
生産性向上を目指す「標準化」への取り組み
家庭用・業務用のラップフィルムや食品パッケージ、テープ類、さらには農業資材や建築資材など様々な製品やその製造工程でフィルムなどを巻く芯として使用される紙管。私たちの身近なところで暮らしを支えている紙管の「標準化」に取り組み、生産性の向上と優良製品の安定供給、そして魅力的な職場環境づくりを実現しようとしているのが大三紙化工業株式会社である。
「紙管が産業界に登場してから100年余りが経ちますが、未だに一般的な同一規格が無い。内径・厚み・長さの組み合わせで様々なサイズが存在し、呼び方も統一されていません。生産現場でも、お客様の要望に合わせて紙の種類やスリットの幅などを0.1㍉㍍単位で変えなければならず、効率を高めることは困難です」
精度の高さで期待に応える自動機メーカー
新体制で挑む100年企業への冒険!
少子高齢化によって人手不足が深刻化している製造業。その救世主として導入が進む自動機のスペシャリストとして、創業から80余年を経ても尚、さらに進化を続けているのが岩﨑機械工業株式会社だ。
「自動車や携帯電話・スマホなど、当社の生産設備を使って出来上がった製品は身近なところにたくさんあります。製造現場の〝困った〟を解消し、ユーザーの皆様や優秀な技術者たちと共にモノづくりに携われる喜びを日々実感しています」
と話すのは、今年1月に就任した鑓田好浩社長。抜群の技術力とフットワークの軽さだけでなく、長年培ってきた技術の整理と蓄積も自社の強みだと分析する。
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