軽量化に応える小径薄肉精密鋼管専業メーカー
暮らしの中に〝We are everywhere〟
パイプラインに用いられる大口径の管から注射針のように細い管まで、幅広いカテゴリーから私たちの暮らしを支える鋼管。中でも、直径4~25・4㍉㍍という極めて小径の薄肉鋼管に特化し、機械構造用鋼管の専業メーカーとして愛知県内トップの売上(『帝国データバンク』調べ)を誇るのが株式会社岡島パイプ製作所だ。
伊那谷から世界へ。高精度技術が光る
創業55年の「ナノの世界のエキスパート」
原田芳雄主演の映画「大鹿村騒動記」の舞台として知られる長野県大鹿村を流れる清流「小渋川」を社名の由来とする株式会社コシブ精密(荻原太一社長)。創業者である荻原社長の父君・正義会長の故郷・大鹿村への思いを込めて名付けた社名だ。
1964年7月、荻原光学目盛研究所として東京都豊島区で創業した同社は、74年8月現在地に長野工場を開設すると同時に法人化、社名変更も果たした。現在も本社は創業の地に置くが、業務の主体は長野工場に移行しているという。
産業用昇降機メーカーとして創立55周年
「ものづくり精神」を継承し、100年企業へ
11月10日はエレベーターの日。1890(明治23)年のこの日、東京・浅草の「凌雲閣」に日本初の電動式エレベーターが設置されたことを記念して、(一社)日本エレベーター協会が制定した記念日だ。
同協会の理事も務める海老沼孝之社長が率いる産業用昇降機の総合メーカー、イーケーエレベータ株式会社は1964年7月の設立、今年で55周年を迎える。
創業者である海老沼社長の父君・博氏は中学生でラジオを手作りするほどの機械好き・電気好きで、家業の菓子問屋に関連した菓子用機器の製造業として創業。程なく菓子問屋の倉庫の商品の上げ下ろしに昇降機があれば便利だと、自作で第1号のリフトを製作・設置した。それを契機に荷物用エレベーターの製作が本格的に始まり、現在のイーケーエレベータに繋がっていく。ちなみに11月10日は、奇しくも海老沼社長の両親の結婚記念日でもある。
自由闊達な社風で躍進するパッケージメーカー
グローバルな展開で日本の技術を世界へ!
田中 司 社長
スーパーマーケットやコンビニエンスストアには食品・飲料・日用品など多種多様な商品が所狭しと並んでいる。私たちがその中から商品を選ぶ時、最初に飛び込んでくる情報は商品のパッケージだ。
パッケージは、内容物を保護し、品質を保持して安心・安全を担保することはもちろん、そのデザインにより商品の魅力や製造者が込めたメッセージを発信する。さらに、美味しさや楽しさなど、その商品を体験した時のイメージを喚起して購買に繋げるという大きな役割をも担っている。
「私達が提供しているパッケージは、とても身近にある商材です。スーパーやコンビニですぐ手に取れる商材を扱っていることが大きなやり甲斐となっています。また、好不況の影響を受けづらい安定した仕事です」
と語るのは、クラフツ株式会社の田中司社長だ。
1933年の創業以来、食品業界を中心にパッケージの企画・製造で事業展開する同社は、フィルムパッケージやレトルトパウチなどの軟包装材や飲料カップ・ラベルなど数多くの商品を大手メーカー等に向けて供給し、今日では、サニタリーやペット関連にも事業領域を拡大。顧客企業の厚い信頼を得て、多くの分野で高いシェアを獲得し業績を伸ばしている。
また、国内のみならず、海外事業にも大きくシフトし、2013年にはタイに事業拠点を設立。現地の食品・医薬品メーカーに向け商品を供給。タイにおける事業は毎年30㌫の伸長を続け、フィリピン・中国での事業展開も含め同社売上高の海外比率は30㌫を占めており、今後も海外展開に一層注力して行く計画だ。
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