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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

IRODORI・Factory(シリーズNo.1697)

光触媒含有「PLATiO2-fiber」完成間近



坂内康史社長


「全ての人達に彩り豊かな人生を」を理念に2016年12月、株式会社IRODORI・Factoryが設立された。大学卒業後店舗設計会社で設計・デザイン・施工に携わり、その後実家の自動車部品加工会社に勤務する傍ら、自らのチャレンジとしてこの会社を立ち上げたのが43歳の坂内康史社長だ。
 手掛けるのは、酸化チタンを練り込んで半永久的に光触媒機能を発揮する各種繊維「PLATiO2-fiber」の開発だ。従来の塗布型の繊維とは一線を画すブレイクスルーで、これを組み込んだ衣類や寝具、マスクを使うことで、抗菌・消臭効果が長持ちし、花粉症やウイルス感染も軽減する究極の繊維を目指す
 同社では現在実証試験中で、この繊維の将来性に賭ける投資家や、製品化するコラボ先を求めている。
「一人一人が持つ夢や希望という彩りを掛け合わせて、その可能性を実現したい」
 と、坂内社長は自らのゴールを語っている。


【会社データ】
本社=神奈川県相模原市緑区西橋本5―4―21さがみはら産業創造センター
☎090―3549―3924
設立=2016年12月
事業内容=抗菌殺菌繊維事業、EC事業
http://www.irodori-f.jp

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日本プロロング (シリーズNo.1696)

コンクリート防水・長寿命化に「エバープロロング」



富田豊社長


 ヨーロッパでは古代ローマ時代から石造建築物の保護材としてケイ酸塩(シリカ)が有効だと経験的に使われてきた。
 そのケイ酸塩をナノ粒子化した溶液「エバープロロング」を用いたコンクリート防水・長寿命化対策「エバープロロング工法」の普及を推進しているのが、2012年9月設立の日本プロロング株式会社だ。
 一級建築士の富田豊社長は三菱建設(現ピーエス三菱)勤務時代のヨーロッパ視察の折、ケイ酸塩のコンクリート保護機能を知り、帰国後、橋梁建築など土木コンクリート構造物の長寿命化用途に工法を開発
 近年、その工法の防水・耐久・安全性が再評価され、浄水場も含めたコンクリート構造物全般の防水・劣化防止にも活用されるようになり、更なる普及のために設立されたのが同社だ。
自然素材を使用した無臭・無害で工期も短く、小さなクラックに『浸み込んで固める』工法です」と、富田社長は勧める。


【会社データ】
本社=東京都江戸川区西葛西1-13-1
℡=03-3680-3533
設立=2012年9月
事業内容=コンクリート保護材の販売及び施工
http://www.jprolong.net

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理研アルマイト工業(シリーズNo.1694)

復権に挑むアルミニウム表面処理の総本山
信頼の技術と品質は宇宙、そして未来へ



上野 翼 社長


 表面を酸化させて人工的に膜を作ることで、アルミニウムの耐食性や耐摩耗性を向上させる「アルマイト」。その歴史と共に90年の業歴を積み重ね、全国に存在する多くのアルマイト加工処理会社のルーツとして技術の進化をリードし続けているのが理研アルマイト工業株式会社である。
「釜や鍋、弁当箱といった様々な家庭用製品にも用いられてきた『アルマイト』は人間の知恵と研究努力によって、いまや宇宙にまで活用の場が広がっています。アルマイト加工処理業界の『総本山』である当社の強みは、やはり技術力です」
 と話すのは、昨年12月に7代目のリーダーに就任した三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)出身の上野翼社長。現会長である宮川美和子氏から「会社に新しい風を吹かせて欲しい」と同社の経営を依頼されて入社し、その技術力に秘められている無限大の可能性に魅了されたという。


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カルファイン(シリーズNo.1685)

1万年分の〝資源〟を未来に!
「メイド・イン・岡山」の高品質石灰石メーカー




東 喜則 社長

 
 自給率100㌫の天然資源として、日本において類稀な存在感を放つ石灰石。セメントの原料として知られる石灰石は、産業用製品のみならず医療や食品の分野にまで、品質に応じて多岐にわたる製品の原料として使われている。衣・食・住、思いがけないところでも私たちに馴染みの深いマテリアルだ。
この石灰石の埋蔵鉱量を100億㌧以上をも有する企業が岡山県の中西部・高梁市に本社を置く株式会社カルファインである。
「深さと面積から換算した金平工場(広島県神石郡)、山宝工場(岡山県高梁市)の推定鉱量は、少なめに見ても合計で125億㌧になります。現在の月間平均出荷量から換算すると、およそ1万年分に及びます」
 と東喜則社長は語る。同社の強みは、この無尽蔵な埋蔵鉱量だけでなく、国内でも最高級クラスといえる「鉱質」にある。


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ラスコ(シリーズNo.1674)

超精密空調技術で「かたちにしていく力」を発揮



橋口 拓郎 社長
 
昭和冷機㈱を前身として1964年(前回の東京オリンピックの年)に設立し、食品業界の冷凍・冷蔵設備工事業からスタートした株式会社ラスコ。時代の流れに応じて半導体・温湿度制御装置の分野へシフトした同社は、常に先鋭的な技術を追求し続け、大手企業の「開発力」を製造面で〝かたち〟にしながら、順調に業績を伸ばしてきた


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