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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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ジェイテック(シリーズNo.1166)

独自の「HEP&JES工法」で
安全・快適な交通インフラを整備

齋藤 雅春 社長

列車の運行本数増加や線路の拡大に伴い、首都圏を中心に問題視されている“開かずの踏切”。これによる交通渋滞や事故が相次いで発生しており見過ごせない事態となっている。


 こうした交通網の交差という問題を抜本的に改善するべく、鉄道下や高速道路下に道路等のトンネルを構築する「アンダーパス工事」を専門に行っているのが株式会社ジェイテックだ。
 同社はJR東日本と鉄建建設が共同開発した「HEP&JES工法」の唯一の施工会社として1998年に設立。同工法は、会員各社が開発し保有する鉄道建設技術の向上と普及を推進し、その健全な発展を目指す鉄道ACT研究会にも登録されている技術だ。
「HEP工法」とは、水平ボーリング等によって削孔した孔に、PC鋼より線を挿入し、引っ張ることで掘削装置に連結したエレメントを地中に貫入する工法。
「JES工法」とは、軸直角方向に力の伝達可能な継手を有した鋼製エレメントを用いることにより、非開削で様々な構造物を容易に構築する工法だ。
「HEP&JES工法の特長は、線路や道路に与える影響を最低限に抑え、安全かつ効率的に施工できること。現在までの施工実績は全国140件を誇ります」
 こう説明するのは、今年4月に代表取締役に就任した齋藤雅春社長だ。
 他にも、同社は切削した地盤に鋼板を挿入し函体を構築する「COMPASS工法」や、高架橋や駅舎で杭先端に設置したバッグにセメントミルクを注入して沈下を防止する「先端プレロード場所打ち杭工法」の施工も担っている。また、地下水位低下のために汲み上げた水を地盤へ復水させ、地下水位より深い位置でも掘削を可能にする「エコリチャージ」など環境に配慮した技術の普及にも努めている。

先人の教えに倣い
未来を見据えた経営に徹する

 武蔵工業大学(現東京都市大学)卒業後、鉄建建設で技術者として活躍した齋藤社長。HEP&JES工法開発の第一人者であり、同社の立ち上げにも参画した人物だ。二本部制を採用し組織体制を強化するなど、社内改革にも注力している。
「最澄の教えである『一隅を照らす此れ即ち国宝なり』に倣って、『自分の仕事+1』を社員に提唱しています。自身のスキルアップと同時に、下の世代の人材育成に繋げてほしいと考えています」(齋藤社長)
 今後はオープンな社風の中で会社の将来を見据え、若手の積極的な登用に取り組むほか、新たな人材を求めていく。一時期の公共工事削減の影響を回避すべく、私鉄各社への工法の提案や建築物の改修・メンテナンスに寄与する新技術開発など、さらなる飛躍に向け準備を進めていくという。
「新たな技術を生み出さずして、成長はありえない。変化を恐れず、常に未来を見据えた経営に徹していきます」(齋藤社長)  

【会社データ】
本社=東京都千代田区神田神保町3―12―3 神保町スリービル6F
☎=03―5215―5614設立=1998年6月
資本金=4000万円
事業内容=土木建築工事の施工・企画・コンサルティング
http://www.j-t-e-c.co.jp

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