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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

川口鉄筋(シリーズNo.1168)

業界と若者の成長をリードする鉄筋のプロ集団
自社工場とFRIP定着工法で付加価値を提供

川口 篤史 社長

 建造物の強度を高めるため、コンクリートの中に埋め込まれて基礎の骨組みとなる鉄筋。栃木県矢板市に本社を構える株式会社川口鉄筋は、工事業務だけでなく組立や加工、積算までを一貫体制で手掛ける“鉄筋のプロ”として、大手建設会社をはじめとするクライアントから確かな信頼を集めている。

「鉄筋工事は、建物を建てる際に最も重要で難しい工程の一つです。鉄筋は最終的にコンクリートに隠れて見えなくなりますが、組み上がった建物の出来栄えを見ると、いつも感動します」
 と話すのは、川口篤史社長。弱冠18歳で職人の世界に飛び込んで以降、鉄筋工事の面白さに魅了されながら、匠の技術を磨いてきた。
 そして1997年に同社を創業し、県央以北の地元周辺地域を中心とするビルやマンション、工場、公共施設といった鉄筋コンクリート造の建築工事で着々と実績を構築。自社内の加工場から現場ニーズに適した鉄筋を供給するとともに、土木工事でも経験を積み重ね、鉄筋組立の多彩な技術とノウハウを培ってきた。
 いまや県内だけでなく東北地方や東京都内にも活躍の場を広げ、一昨年は宮城県石巻市の震災復興にも貢献した同社。熟練の技術の継承や作業効率の向上という業界全体が抱える課題を解決するために導入したのが、「FRIP定着工法」だ。
 従来のような折り曲げ定着が不要なため、スピーディーかつ簡単に配筋作業を行うことができる「FRIP定着工法」は現場の人工削減や工期短縮、災害リスク軽減を実現。既に同社には設計事務所をはじめ、多くの反響が集まっている。

自慢できる仕事の誇り
熱意と感謝で未来を拓く

 創業当時、地元の建設会社を一軒一軒訪ね歩く“飛び込み営業”からスタートした川口社長。自身の経験から、若者が持つパワーと可能性に大きな期待を抱き、人材育成に力を入れる。
「ただひたすら一生懸命頑張ってきたことが『次もお願いしたい』というお客様からの信頼を頂き、少しずつ人脈が広がってきました。若い時に熱意を持って、がむしゃらに一つの事を追い求めれば必ず実を結び、未来が拓けます」(川口社長)
 加工場に学生を招いて行う職業体験や、地元の小学校に出向いて鉄筋工事の魅力を伝える出前授業なども行っている川口社長。いわゆる「3K」と呼ばれる鉄筋工事業界の人材不足の懸念を解消するため、就労環境や待遇の改善を自社でも実践している。業界内で模索される教育プロジェクトに講師として社員を派遣することも検討中だ。
「人に自慢できる建物に携わることは大きな誇りです。私自身が〝親方〟に憧れたように、若者が夢を持てる職場にすることを意識しながら社員と接しています」 
 と語る川口社長は、研修旅行など教育も兼ねたイベントを積極的に企画し、社内に明るく風通しの良い雰囲気を醸成。一昨年から新卒採用を開始し、県内外を問わず人に“感謝できる”若者を求めている。  


【会社データ】
本社=栃木県矢板市片岡1991―9
☎=0287―53―7822
創業=1997年8月
資本金=1000万円
事業内容=鉄筋の加工取付工事
http://www.kawaguchi-tekkin.com

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