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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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コモ(シリーズNo.1165)

安心・安全の保存料無添加でおいしさ長持ち
ロングライフパンのパイオニア

木下 克巳 社長
 
 甘酸っぱく香ばしい独特の風味と柔らかな口どけで人気を博す株式会社コモのロングライフパン。常温で35日以上も保存可能と聞くと防腐剤など保存料が気になるが、同社では北イタリアで植え継がれている『パネトーネ種』を使った伝統的な製法で作り上げることで、保存料を使わず長期間保存可能な製品を実現している。

「元種製法でパネトーネ種を使って作り上げているのは当社だけです」木下克己社長は胸を張る。
 北イタリアのコモ湖周辺で育まれた酵母と乳酸菌が共生するデリケートな『パネトーネ種』。年に一度空輸され、同社のマザー室で専門のスタッフによって毎日丹念に種継ぎが行われている。
 一般的なイースト菌を使ったパンに比べ、水分含有量が低く栄養価が高い。また水分活性の低さと、生地のpHを低下させ酸性を強める乳酸菌の働きにより、微生物の増殖を防ぎ、長期保存を可能にしている。
 加えて、イースト菌の発酵時間が1時間程度であるのに対し、パネトーネ種は約10時間。元種から焼成までの各製造工程において熟成・発酵が繰り返され、完成まで約3日かかる。この時間と手間が同社製品特有の香ばしい風味と口どけの良さを生み出しているといっても過言ではない。
「ロングライフパンでは当社がトップクラスの売り上げと市場シェアを誇っています」(木下社長)

毎日の食生活から
関わる人々を大切に

 東日本大震災以降、注目されている水や非常食の備蓄。同社が提唱しているのは家庭内に一定数の食料を備蓄しておき、食べたらその分補充する『サイクル保存』という考え方だ。「災害時に、普段の食生活に近いものを食べることはショックを和らげストレス軽減につながります」(木下社長)。自社製品を災害時に提供する災害協定を大手企業に続いて自衛隊と結んだ同社。製品のメリットを最大限に生かした社会貢献といえる。
 また木下社長が大切にするのは人と人とのつながり。「従業員、仕入れ先、販売先、株主、地域の方々、と当社に関わる全ての人を幸せにしたい」と話す。その一環が従業員と昼食をともにとる『社長懇話会』。ざっくばらんに要望や思いを聞き社内設備を改善。従業員の満足度をはかる機会も定期的に設けるなど、職場環境の改善に余念がない。
 さらに小牧市にある空港でフジドリームエアラインズのモーニングサービスに製品を提供。今年10月にはパークアリーナ小牧にて『コモカップ』と題したドッジボール大会を開催予定。小牧市のみならず東海地方の活性化を図る。
「これからも技術を高め1年、2年保存できる製品を作りたい」と語ってくれた木下社長。現在売り出し中の食物繊維が豊富で糖質カットの健康志向な製品や、夏期限定の製品も順調な同社。おいしさと夢の詰まったパンを今後も私達に届けてくれることだろう。

【会社データ】
本社=愛知県小牧市大字村中字下之坪505番地の1
☎=0568―73―7050資本金=2億2200万円
従業員数=218名
事業内容=パン・菓子の製造・販売
http://www.como.co.jp

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