教育を遺産として残す――
中学受験の“その先”を支える進学塾
成瀬 健介 代表
中学受験生にとって「2月1日」は特別な一日。教育の街、国立市で開校6年目を迎える鼎進学教室は、その特別な一日に最高の結果を導き出すため、生徒たちのチャレンジを全力でサポートしている。
「これまでの人生で最も緊張する入試当日のその時間に、持っている力の全てを発揮してもらうために出来ることは何でも実践します」
と話すのは、塾長を務める株式会社鼎教育研究所の成瀬健介代表。「教育を遺産として残す」という教育理念が生徒たちの親からも共感を集め、地元地域で確かな存在感を示している。
同塾では、成瀬代表を中心に豊富な経験と実績を持つ講師陣が、前日までに試験問題を的確に予想。当日の朝も計算問題や漢字演習を行い、手と頭を“温めた”万全の状態で生徒たちを試験会場に送り出している。
試験終了後も、次の日に試験がある限り立ち寄らせて問題を解き直す。ミスの原因や疑問点を抽出し、4教科全て揃った専任講師の指導で解決しているのだ。
「最近は即日で合否が判る学校も増えています。漠然と翌日の試験を受けて同じミスを繰り返さないように、その日のうちにケアしてあげることが大切。そして家に帰ったらリラックスして次の日に向かう英気を養ってもらいます」(成瀬代表)
限界まで生徒の可能性を信じ、本人の「第一志望校」への合格率を追求。下位のクラスからも毎年着実に難関校への合格実績を残し、昨年は中学受験指導の名門「四谷大塚」が示す合不合偏差値60以上の学校に、実に7割近い生徒が進学した。
家族の思いを伝え
人間的成長を促す
「試験直前には、『受験は自分の力で人生を歩んでいくための貴重な経験。ここでしっかりと自立していく姿を親に見せることが、大人になっていく第一歩だ』と話しています」(成瀬代表)
生徒にとって中学受験は社会的判断が与えられる初めての試練。成瀬代表は、選んだ道を進むための目標を決め、周囲のサポートを受け入れ、自分がチームの主役であると自覚することが重要だと考える。
単に生徒を合格させるだけでなく、家族の子供への思いを代弁者として伝える成瀬代表。3年前から大腸がんを患い、二度の手術を経てもなお、生徒一人ひとりと真剣にぶつかり合って人間的成長を促している。
「大人になるために必要なのは、まず大好きな大人(両親)に認められること。我々も上辺ではなく本心から認め合うために“もう少し頑張れば出来ること”を課題として与え、努力を怠れば本気で叱り、乗り越えられたときには一緒に喜びを分かち合います。そして、その先にある彼らの成長を支えることが我々の役割であり、使命です。その日、その瞬間に自分が出来る最大限 のことを行動・決断し、自信を持って“こうだ”と言えるようになって欲しい。そしてその自信を支える為に努力をし続けることに愉しみを見い出して欲しいと願っています」(成瀬代表)
【会社データ】
本社=東京都国立市北1―5―1 なるせビル2F
☎=042―505―4790設立=2010年2月
事業内容=中学受験に特化した学習塾
http://www.kanae-academia.com
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