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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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ATTO(シリーズNo.1162)

日中韓医薬品業界の懸け橋に!
スピードを武器とする原材料総合商社

青山 今子 社長

「経済のグローバル時代において最も重要なことは、言葉を通じた文化のコミュニケーションです。私たちは中国、日本、韓国の文化・言語と英語を熟知し、文化や言語のスレ違いにより起こるトラブルを防ぎ、お客様をサポートします」


 こう語るのは、医薬品中間体や化学品(有機・無機)、化学工業製品、化粧品原料、電子材料などの原材料を中国、韓国から輸入販売・委託製造しているATTO株式会社青山今子社長
 100社以上の化学品メーカーや研究機関と提携し、少量サンプルから大量製造まで対応する同社。顧客には日本の大手製薬会社が名を連ねている。顧客の要望に対し、オンラインで繋がる重慶の現地法人と上海事務所が迅速にメーカーと接触し、早ければその日に見積りを提示するなど、スピード対応を心掛けている。
 さらに、世の中に存在しない新原材料に対しては、独自のネットワークから製造できるメーカーを探して提供。仕入先となるメーカーの経営層と直接関係を築いており、調査書も作成して顧客に安心を届けている。
「中国社員には日本のビジネス感覚を教えているので、日本社員とも円滑にコミュニケーションが取れています。社員の中には化学の専門家はもちろん、化審法など法律の専門家もおり、顧客のコンプライアンスにも貢献。誠心誠意で顧客・取引先双方の立場を考えて仕事に取り組むことで、関わる人皆さんが幸せになってほしいですね」(青山社長)

社員全員で会社成長を推進
メーカー機能を持つ商社へ

 中国吉林省出身の青山社長は、中国の大学を卒業後、公務員として働き始めたが、人生の先が見えて刺激が足りないと、学生時代の日本語学習経験と日本文化への関心から95年に来日。日本語学校で日本語能力試験1級に合格した後、國學院大學に入学した。卒業後はNTTコミュニケーションズ㈱に入社し、中国・韓国語の通訳翻訳業に従事。そして、以前から起業の決意はあったもののきっかけが掴めなかった中、妊娠を機に06年IT技術者の派遣会社として同社を設立した。
 しかし、2年後のリーマン・ショックによる影響で売上は衰退。頭を悩ませていた青山社長は、中学時代から抱いていた貿易業への憧れと、以前日本の薬品メーカーが中国から原材料を輸入する際に自身が協力したことを思い出し、現在の事業に舵を切り出した。
「今日当社があるのも今まで関わってくれたすべての人たちのおかげです。日々感謝の気持ちを忘れず今後も大事にしていきます」
 と語る青山社長。社員からの良い提案は積極的に採用するなど、社員全員で会社の成長を推進している。
「今後は安定供給と市場調査に力を入れるとともに、上海事務所の現地法人化や実験室・工場開設でメーカー機能も兼ね備え、トータルサービスを提供してきたいですね」(青山社長) 

【会社データ】
本社=東京都中央区日本橋小伝馬町6―13 日本橋岡野ビル5F
☎=03―6661―9156
設立=2006年3月
資本金=5000万円
事業内容=医薬品中間体、化学品、化学工業製品等の輸入販売・委託製造など
http://www.attoinfo.com

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