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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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ケーエム加工(シリーズNo.1045)

低コストとスピードを武器に着々と新規開拓
出会いの力でスポンジの世界拡げる

長澤 宏昌 社長

 1969年の創業以来、シーリング剤など建設資材の専門商社として全国にネットワークを持つ化研マテリアル㈱。
 培ってきた経験や実績をもとに、現在ではコンクリート構造物の補強・補修工事も手掛ける。
 ケーエム加工株式会社はその加工部門が独立、87年に設立された戦略子会社だ。以来、土木建築用バックアップ材・緩衝材の加工・販売を主業としてきたが、28期目を迎える現在では、建築資材に限らず日用品から産業資材まで、幅広い分野にゴム・スポンジを素材とする資材を加工し、提供している。
 新分野としてはアタッシュケースの内装材や通信機器類の防水パッキン、コンクリート製品用鋼製型枠向けのゴムまで多岐にわたる。中には防震、吸音、静電防止などの高機能を持つものもある。
 化研マテリアルの管理部や、全国の協力会社を統括する部門で経験を積んだ長澤宏昌社長が代表に就任したのが2010年。加工機械のチューンナップから始め、社員の作業スピード改善で生産効率の向上に成功。
 昨年から力を入れているのが新規顧客の獲得だ。低コストとスピードを武器に、もともと10社となかった顧客が97社程まで伸びている。長澤社長は話す。
「営業先とは何度も顔を合わせています。他社にできて我々ができないことは無いはず。問題点を洗い出し、条件が合うまで粘ります」
 価格の見直しや作業効率の向上、レスポンスの速さを徹底することで、徐々に同社は各顧客にとって重宝な存在になる。新規開拓が功を奏して、14年6月期売上高は20%の純増。設立以来の快挙だ。
 そして、同社の強みに深く理解を示してくれる協力会社が新潟県にある。

新しい技術が決め手になった
協力会社との出会いが鍵に

 通常は社内の工場で加工を行うが、自社の機械では対応が難しいケースがある。そんな際には協力会社に加工を依頼。先端技術で複雑な加工を施し、最短で即日発送まで行ってくれる。
 最近では、任意の形状に精緻な切断を可能とするウォータージェット技術の提供もあり、競合他社に勝てる案件が増加したという。
 協力会社との出会いは、長澤社長が就任当初、各地で開かれる展示会に足繁く通っていた頃だ。とある機械を目にし、活用させて貰えないかと掛け合ったところから、現在の深い繋がりに発展している。強い味方の存在が、同社躍進の鍵になっているのだ。
 今後の目標は更なる顧客開拓・売上の増加と、スポンジ業界で名の知れた会社になることだという長澤社長。自身が普段から意識している〝常に進歩〟の意識を社員と共有し、会社の成長に繋げている。
「周りに助けられて今までやってくることができました。これからも日々の仕事の中にある出会いを大切にし、成長を重ねたい」
 と、協力会社や社員、顧客との出会いに長澤社長は感謝を語る。(知)

【会社データ】
本社=東京都江東区新木場2―5―8
☎=03―3521―4581
設立=1987年8月
資本金=1000万円
従業員数=7名
事業内容=ゴム・合成樹脂発泡体の加工、販売
http://www.kmkako.com

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