人財戦略で差をつける物流会社
業務委託(オーナードライバー)が圧倒的多数を占める軽貨物運送業界の中で、実に約9割が正社員という株式会社国際トランスサービス。さらにその9割が未経験者という人財戦略で着実に成長を続けている。
「未経験でも仕事を楽しめる環境づくりと教育に力を入れています。物流のラストワンマイルのところに人財がいなければ、拡大していく市場に対応できません」
適正運賃・高品質輸送を貫き運送業界に一石
自社一貫運送システムで大手荷主の信頼を獲得
値引き競争には目もくれず適正運賃を貫き、高品質輸送の提供で大手企業の信頼を獲得し、急成長を続ける注目の運送会社が、2005年4月創業の株式会社清光ラインだ。
「適正運賃は人件費や燃料費、車両減価償却費、安全対策や環境対策の経費などから設定しますが、荷主との価格交渉で折り合いが付かなければその仕事は受けません。安易な妥協がゆくゆくは、業務品質の劣化に繋がるからです」
と、適正運賃の必要性を語るのは創業者の清水朋一社長。
トラック1台での創業から9台まで増車した頃リーマンショックで仕事が激減。無理な値引き受注を重ねて経営が逼迫した際に得た教訓だ。
人に愛を、地球に優しい物流を目指す
一致団結と組織風土改革で大転換の時
埼玉県鶴ヶ島市に本社を構え、県西エリアを代表する運送会社として存在感を放つ株式会社誠輪物流。「人に愛を、地球に優しい物流を目指します」を企業理念に謳い、CNG(天然ガス)車の導入や安全性優良事業所を示す「Gマーク」の取得など、いち早く環境と安全への対策に取り組んできた同社は今、大きな転換期を迎えている。
「何事も『〝NO〟から入らない』という父の教えを守りながら、『変えない』を貫いてきました。しかし、縦・横に水が流れていない社内風土や、地元でも当社の場所を知らない方が多いことに気づきました。私らしく、5年後、10年後を考えて行動したいと思います」
と話すのは、2年前に父君の急逝を受けて経営を引き継いだ野坊戸(のぼと)薫社長。「一致団結」と「良い組織風土づくり」を今年のスローガンに掲げ、変化への手応えを実感し始めているという。
文明の発祥と共に発明された紙。生活文化の向上や経済活動の活発化に歩調を合わせて紙の消費量は上昇する。新興国の台頭で今後世界の紙の消費量は爆発的に拡大することが予想されるが、環境保護の観点からもその需要を賄う原料を、もはや森林伐採に求めることは許されない。そこで益々重要性を増してくるのが良質な製紙原料としての古紙の価値だ。
古紙回収率約79㌫、古紙利用率約65㌫と、世界でもトップクラスのリサイクル率を誇る日本において、古紙回収・加工販売分野で事業組合に属することなく独自の道を歩み、異彩を放つユニーク企業が、1976年創業、82年5月法人設立の株式会社熊谷紙業だ。
日・中間の懸け橋目指す鉄鋼・非鉄金属商社
中国五鉱グループ企業として33年の実績
張 開賦 社長
5Gに代表される次世代通信技術や宇宙開発技術など、ここ30年の中国経済の発展は目覚ましい。その発展を牽引してきた一社が1950年設立の中国五鉱グループだ。「有限のものを大切にし、それを無限の発展に資す」を理念に、主に金属・鉱産物の探査、開発、精錬、加工、貿易及び金融、不動産、冶金科学技術など、上流から下流までの事業に取り組み、現在では世界に105社のグループ企業を有し、年商8兆円を弾き出す一大コングロマリットを形成している。
そのグループの一社として日・中間の貿易促進を目的に1986年8月に設立されたのが、日本五金鉱産株式会社(張開賦社長)だ。
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