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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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株式会社 平成観光(第43回)

創業の苦難を乗り越えて業界屈指の企業へ――
「平成イズム」が生み出す安心のブランド

東野 昌一 社長

「平成16年に当社の一大イベント『K‐nation』 で発表した『平成イズム』は、当社の存在意義や見据えるべき方向性を全社員が丸一年、真剣に考えて作成しました。10項目に亘る理念を実行し、お客様に幸せと憩いの場を提供することが我々の使命です」

 と話すのは、東海圏を軸に店舗ネットワークを拡大し続け、アミューズメント業界屈指の業績を誇るまでに成長した株式会社平成観光東野昌一社長。前身である北海道の会社が倒産し、創業時は約10億円の負債を抱えていたという。
 創業者である現会長の房子氏と、当時専務取締役であった東野社長は再起を図るべく、「平成」の元号が発表された翌日(1989年1月8日)、故郷の岐阜県で同社を設立。翌年12月に一号店「パーラーKING可児店」を開店した。
 生みの苦しみを乗り越えて経営を軌道に乗せてからは順調に出店を重ね、現在は「KEIZ」のブランドで18店舗を全国に展開。その多くの店舗が、戦略的にメジャーな商業施設と併設されている点に大きな特徴を持つ。東野社長はその意図を語る。
「商業施設と同じ敷地内への出店は、お客様が気軽に足を運ぶことのできる導線を生み出します。我々の事業はギャンブルではなく、あくまで“大衆娯楽”。『勝っても負けても、また明日も来たい』という声が最高の褒め言葉です」
 アミューズメント業界では遊技機による差別化が難しい。そこで、同社は各店舗の営業権を店長に委譲し、マニュアルに依存しない地域に根ざした運営を徹底。企業理念に加え、現場で消費者と直に接する従業員の〝五感〟を重視したきめ細かいサービスと快適な店舗空間が、来店する人々の心を掴んで離さない。
 地域貢献も積極的に行い、多治見市で行われる催事やイベントに参画。東日本大震災の復興支援として定期的にスタッフを派遣する活動も行っている。
「“夢と感動のおもちゃ箱カンパニー”を実現するためには社員の力が必要不可欠。『ヒトが企業の芯』であると、私は考えます。次世代を担う若い人材・管理職には『平成イズム』の伝道師として、切磋琢磨しながら当社の未来について考えて欲しいですね」
 続けて東野社長は、イズムの核として“安心”というキーワードを挙げた。
「『人材育成』『店舗運営』『内部留保』の徹底した土台作りを怠らず、当社に関わる全ての方に“安心”を届けたい。また、世の中にはパチンコに対して良くない印象をお持ちの方もいるので、業界に対する世間のイメージを“ヒト”の力で変えていきます」
 同社が一丸となって取り組む「平成イズム」。顧客満足度への追求は留まることを知らない。

【会社データ(問い合わせ先)】
本社=岐阜県多治見市宝町2―39―1
☎=0572ー25ー8878
設立=1989年1月
資本金=7500万円
従業員数=376名
売上高=1396億円(2014年3月期)
事業内容=遊技場の経営
http://www.heiseikankou.com

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