悠久の歴史と文化が刻まれた
「アンティークコイン」で賢く資産保全
西村 直樹 社長
株式やFX(外国為替証拠金取引)、投資信託などによる資産の「運用」ではなく、資産を賢く堅実に「保全」する手段の1つとして、「アンティークコイン」の保有が一部の富裕層の間で密かに注目されている。
アンティークコインは、皇帝の威信や国家繁栄を示す象徴として発行された、世相を表す代物。約180年前のヴィクトリア女王就任時にイギリスで発行された「ウナ&ライオン」5ポンド金貨は、わずか400枚の発行という希少性と芸術性の高さから国内参考価格3000万円~4000万円相当で売買されている。希少価値の高いコインほど高値で取引され、将来的な価値の上昇も期待できる。
骨董品や家具、自動車など他のアンティーク品と一線を画するのが、維持費が掛からず資産価値が目減りしにくい上、保管も容易なこと。「スラブ」と呼ばれるケースが鑑定書となり、国際的な第三者機関の公平な鑑定基準に則って、世界中でトレーディングが盛んに行われていることも特長だ。
「アンティークコインの市場は欧米を中心に確立されており、収集家人口は世界で300万人以上とも言われています。アメリカではコンビニのようにコインショップが点在しているほど。日本での収集家人口はおよそ2万~3万人とされており、これから市場拡大の余地は十分にあると確信しています」
と語るのは、株式会社ユニバーサルコインズの西村直樹社長。西村社長は芝浦工大卒業後、大手小売企業でバイヤーとして活躍。やがてアンティークコインに魅了され、昨年同社を設立した。
今年6月、銀座に会員制ショールームをオープンさせた同社。ブラウンを基調とした落ち着いた店内には、バイヤーが直接海外で交渉して仕入れた多種多様なアンティークコインがそろう。
「実物を目で確かめ、じっくり選んでもらうためにも、血の通った対面でのやりとりを大切にしています。現地の保有者様の信頼を勝ち得ているからこその品揃えだと自負しています」
取り扱うのは、世界経済と密接にリンクする海外のアンティークコインのみ。オープンから約1カ月ながら、すでに医師や投資家などが足を運んでいるという。
「本当に価値あるアンティークコインは数百年前からその国の貴族階級が保有し、いくつもの時代や人の手を経て現存する〝芸術品〟です。資産保全や投資としてだけでなく、ロマンあふれる高尚な趣味として楽しめるのも醍醐味ですね」
コイントレーディングの認知度を広げるため、同社では初心者向けのセミナーも随時開催予定。新たな大人の嗜みとして、その魅力に触れてみては。
【会社データ(問い合わせ先)】
本社=東京都中央区銀座5―1―16 西山興業西銀座ビル4F
☎=03―6274―6327
設立=2014年7月
事業内容=アンティークコインの販売・管理
http://www.world-coin.jp
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