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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

岡島パイプ製作所 (シリーズ No.1655)

軽量化に応える小径薄肉精密鋼管専業メーカー
暮らしの中に〝We are everywhere〟



岡島 威彦 社長


パイプラインに用いられる大口径の管から注射針のように細い管まで、幅広いカテゴリーから私たちの暮らしを支える鋼管。中でも、直径4~25・4㍉㍍という極めて小径の薄肉鋼管に特化し、機械構造用鋼管の専業メーカーとして愛知県内トップの売上(『帝国データバンク』調べ)を誇るのが株式会社岡島パイプ製作所だ。



「鋼管は全ての家庭の身近な場所にあります。部品を造り込む素材としての鋼管を一アイテムごとに、お客様と一対一で仕様を取り決めながら造り、どこにも負けない品質が強みです」
 と話すのは東海大学海洋学部を卒業し、2000年9月から同社を率いる岡島威彦社長。先代である父君から「社員と、社員の家族を大切にする」という理念と、自転車のフレームやブレーキのバーから始まった伝統的ともいえる技術力への信頼を守り続けている。
 同社の製品が主に用いられているのは自動車。座席のヘッドレストやシートフレーム、燃料・水を送り込むためのパイプなど広範囲に採用され、岡島社長曰く、その数は「トラックも含め、日本で生産される自動車の半数程度を占める」という。
 また、給湯器をはじめとする家電製品の内部やガスコンロなどの配管にも用いられる同社の製品。安全面や環境面に性能向上が求められる昨今、「軽量化」という命題を抱えるクライアントの頼れるパートナーとして課題解決に貢献している。
「創業の地を離れずに細いパイプをしつこく、コツコツと造ってきました。今後も、より強くて軽い、お客様の役に立つ製品を造り続けていきます」(岡島社長)

マルチ社員と幹部を育成
風を捉えて挑戦を続ける


 また、岡島社長が就任直後から取り組むのが「社員のマルチ化」だ。一人の社員が複数部門の業務を経験し、工場勤務者は2台、3台の機械を運転する能力を身につけることで生産性の向上を図るとともに、次代を担う会社幹部の育成にも繋げている。
「仕事を任せる人間は仕入れも販売も、工場の業務もわかっていなければ決断できない。海外2工場とグループ会社1社をマネージメントする人材を育て、限られた人数の中で私を含めて4人の『社長』を作ることも目的でした」(岡島社長)
知多郡に構える東浦工場だけでなく、今年で創業31年目を迎えたタイ工場と、13年に新設したインドネシア工場から日本品質の製品を世界市場に供給している同社。「世代の階段を途切れさせないために」と、新卒採用にも注力する岡島社長は、今後の展望をこう語る。
「いつアゲインストの風が止んでフォーローに切り替わるか、世の中が変化するタイミングを早く感じ取ることが重要。製品には賞味期限があり、10年後、いくつ残っているのかわかりません。常に挑戦する会社であり続けたいですね」


【会社データ】
本社=愛知県東海市大田町上浜田58 
℡=0562―33―2135
創業=1940年4月
資本金=2億4000万円
従業員数=128名
売上高=75億円
事業内容=普通鋼鋼管、表面処理鋼鋼管、特殊鋼鋼管の製造販売など
http://www.okajima-pipe.co.jp

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