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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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神鋼エンジニアリング&メンテナンス 【東大・京大リーダー特集】

水素エネルギー社会の幕開け
動き始めた水素ステーションで存在感を発揮

佐藤 孝彦 社長

 いま世界中で水素のエネルギー活用が活発化しており、わが国でも昨年12月に燃料電池自動車(FCV)の市販が開始されたことは記憶に新しい。 
 水素・燃料電池戦略会議において発表されたロードマップでは、FCVは2025年度に200万台普及するとされ、次世代の環境対応車として期待されているが、一方で同自動車に水素を充填する水素ステーションの整備が進まなければ画餅に帰すことは明白だ。
 そんな中、ここに紹介する株式会社神鋼エンジニアリング&メンテナンスは、『水素ステーションエンジニアリング』のリーディングカンパニーとして大きな牽引力になりうる実力派の一社といえよう。
 100年を超える歴史を持つ神戸製鋼グループの一員として、工場設備・プラントのエンジニアリング、メンテナンス、システム開発など幅広い事業分野で腕を磨いてきた同社。
「高圧技術に関し世界で先導的地位を占める神戸製鋼が保有する『水素圧縮機』『マイクロチャネル熱交換器』などを組み込んだ水素ステーション建設に全力を注いでいきます」と力強く話す佐藤孝彦社長
 水素ステーションの最適化・低コスト化のためには、優れた機器の開発のみならず、運用面も考慮する必要がある。同社では水素燃料タンクの温度上昇を抑えるため「非定常の充填シミュレーション」により設備仕様を決定するなど、最先端の技術を駆使した安全性の確保にも余念がない。
 既に関東・九州で4件の水素ステーション建設を行っており、引き合いは20件以上にも及ぶ。「2015年度は少なくとも10ヵ所以上を建設」とその前途には明るい視界が開けている。

「人が命、技術が命」
ダイバーシティ活動も推進

「我々エンジニアリング会社は大きな工場や設備を持っているわけではなく人が全てです。また当社の使命は、お客様の要望に基づいて一品一様の設備やサービスを提供することにあります。その使命を果たすためには、他に抜きん出た技術力が必要です」(佐藤社長)
 モットーである「人が命、技術が命」にはこうした思いが集約されており、具体的には「10年間で世界中どこへ行っても通用し、必要とされるエンジニアに育てる」という考えがある。もちろんそのための教育には惜しみなく資金を注ぐ。
 近年ではダイバーシティ推進室を設け、女性室長のもと女性活躍支援活動を積極的に行うなど、変化し続けるビジネス環境に迅速かつ効果的に対応できる体制を構築している。
 年間を通じて社員1300人超と直に話す「社長対話」や「社長講和」を精力的にこなす佐藤社長。望みはただ一つ。「ここで働いて良かったと思ってもらえること」。この頼もしいリーダーは確かなビジョンと熱い意欲、そして何より社員への温かい愛情に満ち溢れているように感じた。


【会社データ】
本社=兵庫県神戸市灘区岩屋北町4―5―22
☎=078―803―2901創立=1962年4月
資本金=1億5000万円
売上高=429億円(2013年度)
社員数=1312名
事業内容=エンジニアリング&メンテナンス事業、プラント事業、機器事業等
http://www.shinkoen-m.jp

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