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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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国分工務店(シリーズNo.1593)

高い直庸率が育む抜群のチームワーク
品質と安全で重責を担う型枠工事会社


國分 茂 社長

 鉄筋コンクリート(RC造)の建物を建てる際、コンクリートを流し込む器を組み立てる型枠大工。コンクリートは固まると元に戻らないため工事のやり直しがきかず、建物の強度や仕上がりを大きく左右する重要な仕事だ。
 その極めて高度な職人技が求められる型枠大工工事のエキスパート集団として、八王子エリアで確かな存在感を示しているのが株式会社国分工務店。創業から半世紀以上にわたって堅実で質の高い仕事にこだわり、大手ゼネコンをはじめとするクライアントからの信頼と期待に応えてきた。
「お客様を大切にして品質と工期を守り、事故を起こさない『安全第一』を貫いています。そのために必要なのは現場における常日頃のコミュニケーションです」
 と話す國分茂社長。福島県の工務店から独立して同社を創業した義父君の後を受け、16年前に30代半ばで2代目の社長に就任した。
 木造の建物を中心に手掛ける個人事業としてスタートした同社は高度経済成長を背景に事業を軌道に乗せ、福島県をはじめ、東北地方などから作業員を集めて型枠大工工事に特化した。バブル期には3棟の宿舎を備えていたという。


職人も家族と同じ。一人ひとりに親身になり、人の絆を大事にするスタンスを先代から受け継いでいます」
 と國分社長が話すように、同社が最も大事にしてきたものは「人」。33名の正社員だけでなく、およそ100名の作業員と専属契約しており、直庸率が約9割と高いことがチームワークの良さに繋がっているのだ。 また、同社は作業員の安全教育に力を入れ、早期から安全協議会や職長会、事業主パトロールを実施。労働災害の低減に努めるほか、1級型枠技能士など各種技能・特別教育の資格取得も積極的にサポートしている。

若返りと教育変革で
次の時代を生き残る

 24歳で同社に入って現場の実務と営業の経験を積み上げ、さらに先代から次期経営者としての薫陶を受けてきた國分社長。「先代とは違うカラー」でリーダーシップを発揮するだけでなく、業界全体の課題である作業員の若返りやシステム化にも素早く取り組んでいる。
 さらに、今後は働き方や教育体制の変革も視野に入れ、意欲ある若者が違う畑からでも加入し易い環境づくりを目指していくという。
「一人前になるまでには最低でも3年かかり、かつては『3K』とも呼ばれた仕事ですが、人材を確保して他社に負けない強みを生かせば、たとえ市場が縮小しても生き残っていけます」
 と、國分社長。同社はバスケットボール・B2リーグに所属する「東京八王子ビートレインズ」にも協賛し、変わらぬ団結力で地元地域の発展に貢献していく。 
「モノづくりと同じように建物が完成した時の達成感は一入。現場で働く従業員たちも、難易度が高い仕事に携わることに喜びを感じています」(國分社長)   

【会社データ】
本社=東京都八王子市戸吹町217―1
☎=042―691―0079
創業=1961年4月
資本金=2000万円
従業員数=133名
売上高=11億8400万円
事業内容=型枠大工工事

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