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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

葵交通(シリーズNo.1590)

「社員ファースト」の徹底で業績向上
新卒採用実施中。若い力求むタクシー会社


田中 秀和 社長

 日産東京販売グループのタクシー会社として今年設立67年目を迎えた葵交通株式会社。丸ノ内線・中野富士見町駅徒歩2分の好立地に社屋を構える同社は今年度より新卒採用を始めている。狙いは、近年の若者達には終身雇用に幻想を抱かず、若いうちに出来るだけ収入を得て、次のステップへ進むとの発想を持つ層も多い中、一般企業の新卒より高い給与水準を得られる魅力をアピールすることだ。勿論、一定のキャリアを積んで、幹部候補を目指す道も用意している。
 1951年2月の設立以来、グループ企業として実績を積み、現在ではハイグレード車・ワンボックス車を含め62台を擁し、都内23区及び武蔵野・三鷹地域で信頼を勝ち得ている同社は、18年連続で優良法人事業者表彰特別優良賞を受賞。都内のタクシー会社で332社中第7位の信頼感を誇る。


「乗務員が一番大事。無事故で、健康で明るく気持ちよく、安心して働ける職場を目指しています」
 と話すのは、今年4月、2012年~14年に続き同社代表に再登板した田中秀和社長。札幌市出身の田中社長は大学卒業後、東京日産にメカニックとして入社。営業職から組合活動にも従事し、職場復帰後、企業年金の解散を主導した実績を持つ。その後人事・総務畑を歩み、一貫して親会社をはじめ各グループ会社の人事担当役員を歴任し今回の再登板の運びとなった。
 就任後、社員第一主義の発想で労務管理、時間管理の適正化を推進したことで、業績は如実に上昇。就業時間短縮でも売上は前年同期を大幅に上回っている。

社長自ら事故対応。その
誠意は社員にも伝わる
 
 今年5月「社員第一主義」を象徴する出来事があった。乗務員の起こした人身事故に当たり、即座に田中社長自ら入院先に出向き謝罪。その誠意は被害者だけでなく社員にも伝わり、周りで見ている従業員達も意気に感じて更に業務に励む。
 毎朝、車一台一台を見送ったり、休憩所の自動販売機の飲料を60円で販売するなど、乗務員への細かな気配りを実践する田中社長。
 月一回の全員集会の場では無事故など優良乗務員を表彰したり、日産の高級車である「新型セレナe‐Power」を逐次導入し、優良乗務員を優先的に乗務させるなど、乗務員のモチベーションは上がる一方だ。
 勤務日程を自由に組めるのも同社乗務員の魅力の一つだ。隔日勤務で月収50万円超も可能で、福利厚生面も日産東京販売グループの制度がある。地方出身者には社員用住居を用意、月2万5000円の負担で済む。
 乗務員の約85%が未経験者の同社。新人はまず、自動車教習所で2種免許を取得。費用は会社で全額負担。その後研修会、経験を積み重ね成長していく。
 新卒に加え、女性も積極的に採用する予定の同社。
「どこよりも良い会社に入ったと社員に言われたい」
 と、田中社長は社員への思いを話す。

【会社データ】
本社=東京都杉並区和田1―19―9
☎=03―3382―1533
設立=1951年2月
資本金=5000万円
事業内容=一般乗用旅客自動車運送業
http://www.aoi-cotsu.co.jp

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