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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

高広木材(シリーズNo.1592)

木のある住まいを支えて創業100周年
「ウエスタン・レッドシダー」専門販売会社


渡辺 昭 会長

 その名の通り、貯木場や木材関連の企業が軒を連ねる新木場。駅前広場に立って周囲を見渡すと、ひと際目を引く建屋がある。1918(大正7)年の創業から今年で100周年を迎える高広木材株式会社の社屋はショールームも兼ね、色鮮やかな草花が茂る庭を抜けて扉を開ければ、爽やかで心地よい木の香りが出迎えてくれる――。
 外装やデッキ、内装に使われているのは北米の先住民族に「生命の木」と謳われ、トーテムポールの材料でもあるヒノキ科ネヅコ属の針葉樹「ウエスタン・レッドシダー」。同社は、このカナダ原産「レッドシダー」を日本に普及させるため、約30年前から専門会社として製品の供給を開始した。   
 腐食や虫害に強く、断熱性能に優れるだけでなく、針葉樹の中では寸法安定性が高いレッドシダーは密度が低く軽量な上、塗装仕上げも容易。均一で美しい木目と温かい色合いは建築家のデザイン心を刺激する。

「石油化学製品に囲まれた住まいが増える中、レッドシダーの良さを伝えるためには自分たちが使わなければ説得力が無い。庭には木を引き立たせる草花を植え、自然の温もりに包まれた暮らしをイメージして頂けます。20年以上の経年変化も確かめて頂きたいですね」
 と話すのは渡辺幹夫社長の実兄であり、先代社長として21年前に同社屋を建設した渡辺昭会長。東京木材問屋協同組合の理事長も務め、日本における木材需要の振興に寄与している。


 渡辺会長の祖父が創業し、当初は住宅用の構造材から下地材、造作材まで、あらゆる木材を取り扱っていた同社は75年、新木場への移転を機に北米材の卸売専門会社へと転換。順調に業績を伸ばす一方、経営環境は常に相場に左右されていた。
 そして、渡辺会長が新たなビジネスモデルを模索していた時、最大の仕入先であった現在のウエスタンフォレストプロダクツ社からレッドシダー製品の小口販売を依頼される。ガーデニングブームも追い風に同社は活路を見出し、現在は豊富な在庫を持つリーディングカンパニーとして存在感を示している。

「機能する機関」として
自分のために働く職場

「自然と同じく、商売においても〝機能しない機関(器官)〟は淘汰されます。レッドシダーと巡り合い、木の香りが漂う新木場という場所を経営資源として生かせるように、正しい努力と人の役に立つことを続けていきます」
 と語る渡辺会長が「恵まれた」と話すのは人。共に社業を盛り立ててきた幹夫社長はもちろん、優秀な社員の存在にも目を細める。
「当社は利益よりも安全を優先しています。縁があって入社した社員には会社のためではなく、自分の人生を良くするために頑張って欲しいですね」(渡辺会長)
 これから家を建てたい人や建築設計に携わる人には是非一度、レッドシダーと人の魅力が溢れる同社に足を運んで頂きたい。

【会社データ】
本社=東京都江東区新木場1―6―3
☎=03―3521―6121
創業=1918年7月

資本金=4800万円
従業員数=25名
売上高=16億3500万円
事業内容=木材販売
http://takahiro-mokuzai.co.jp

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