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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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協榮工業(シリーズNo.1205)

短納期の店舗改装からマンション改修まで
地域密着型のアルミサッシ販売代理店

高橋 啓介 社長
 千葉県・八街市に本社工場を構え、地域密着型でビル用建具の製作・販売を行っている協榮工業株式会社
 1957年に設立して以来、業績を着実に伸ばし続け、昨年度は年商30億円を突破。一見、順風満帆に見えるが、その道のりは決して平坦ではなかった。
 2006年に、先代社長が病に伏し、わずか1年で急逝。プロパー社員から次期社長として白羽の矢が立ったのが、4代目社長の高橋啓介社長だ。


 高校卒業後、同社入社と同時に1年間、㈱LIXIL(旧 新日軽)のアルミサッシ専門の職業訓練校にて学ぶ。積算から設計、サッシの取り付けに至るまでのあらゆる技術を習得し、33歳からは先代社長の営業補佐として、実際の経営にも携わるようになった矢先の出来事であった。
「営業のスキルも伝授されず、引き継ぎもままならず、何もかもが手探り状態でした」(高橋社長)
 ㈱LIXILの販売代理店であるかたわら、自社工場にてアルミサッシ等建材の加工・組立を一貫して行い、施工も行うことにより、メーカー同等の機能を備えている同社。製造分野においての大幅なコスト削減や、短納期の要求にいち早く対応出来る強みを持つ。
 高橋社長は2013年の就任時以来「メーカーの手が届かない事をやろう」という経営方針を打ち出し、〝攻めの営業を推進。マンションの管理組合に直接営業を行い、近年盛んに行われている大規模改修工事を次々と受注。市役所・学校の改修工事等で数十年前から実施してきた、既存の枠を残し新たに枠をはめ込み、定着させる「カバー工法」をマンション改修工事にも適用。長年の経験と秀でた技術力を生かした施工は、住民からの満足度も高いという。
 また、先代社長の〝顧客第一の精神を受け継ぎ、千葉県内に特化した、小回りの利く細やかなサービス体制を徹底。社員のみならず、社長や役員が営業マンとなり、切磋琢磨している。

社員登用や職人育成を通し
メーカー以上の役割を担う会社へ

 人材面での新たな登用として、メーカーの商品知識に精通している人材を営業・設計・工事の各部門に招聘。古参社員と積極的に意見を交換し合うなど、相乗効果を生み出している。
 さらに、来たる東京オリンピックの建設ラッシュに向け、外注でなく社内で取り付け工事を完結させるべく、職人の育成も実施。工事一式を行える特定建設業許可を取得するなど、布石を着実に打っている。
「今後、マンションの改修部門を強化し、売上の3割まで伸長したい。〝攻めの姿勢を維持しつつ、メーカー以上の役割を担う会社にしていきたいですね」
 と高橋社長は語る。

【会社データ】
本社工場=千葉県八街市山田台780
☎=043―445―4466
営業本部=千葉県千葉市中央区今井2―10―2 第二山一ビル5F
☎=043―261―4331
設立=1957年9月
資本金=2000万円
売上高=36億円
従業員数=43名
事業内容=新築・改修工事用建具の製造・販売・工事
http://www.kyoeiltd.co.jp

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