日本の住環境を一変させるZ工法
「断熱屋」が語る住まいのあるべき姿とは!?
山本 順三 社長
約27年――。日本の住宅の平均寿命は諸外国と比較して圧倒的に短い。
「日本の家は人間が住む住宅でなく、いわば〝獣宅〟。簡易的なテントと大差ありません。温暖湿潤な日本において老朽化を早める最大の原因は『結露』。これを徹底的に防げば木造300年住宅も夢ではありません」
こう力を込めるのは、株式会社ゼットテクニカの山本順三社長。「無垢材・無暖房・無冷房・健康」の家づくりを追求し、独自の断熱工法「Z工法」を確立した。
Z工法では、裁断した新聞とホウ酸を混ぜ合わせた「セルローズファイバー(CF)」を断熱材に用いる。柱と柱の間に透湿防水シートを張り、内部にブロアーでCFを圧送し充填。天井・壁・床下に万編なく、40坪の住宅であれば総重量2・5㌧ものCFを使用する。
古くから断熱材として使われる新聞を隙間なく吹き込むことで強力な「断熱」が実現。また、新聞の持つ微細な繊維により総重量の60%程度の水蒸気の吸湿に耐え、短時間のうちに放湿する「調湿」効果を有する。これが結露を抑え、カビや腐食を発生させない秘訣だ。
ホウ酸は抜群の耐火性能を持つほか、緩消毒性があるのでシロアリなどの虫も寄り付かない。圧縮され圧倒的重量となるCFは音を吸収・遮断するので高い「防音」効果も得られる。
全国の施工会社の協力も得て新築・リフォーム問わず年間2000棟の施工実績を持つ同社。全国から喜びの声が多数寄せられる。
「無暖房・無冷房・無結露を実現することで、光熱費削減や環境負荷の低減につながる。国の負債を削減する一助にもなれると確信しています」(山本社長)
朝霞市の体験館では、Z工法の魅力を肌で感じることができる(要予約)。圧倒的な断熱・防音性能はもちろん、無垢材にそとん壁、消臭・抗菌効果を持つチャフウォールの内壁など見所は満載。無結露を証明する、カラリとしたヒノキ造りのバスルームも必見だ。
ノウハウのすべてを注いだ
書籍も好評発売中!
かつて家電販売店で専務を務めていた頃「なぜベニヤ張りの部屋ではエアコンが効きにくいのか」と疑問を持ったことをきっかけに断熱の道へ足を踏み入れた山本社長。「断熱屋」として研究・実践を続けて35年、日本にCFによる断熱工法を広めた草分け的存在だ。
そんな山本社長は、これまで7冊もの書籍を執筆。2年ほどで変化する業界を取り巻く環境に対し、自身の想いを発信し続けている。最新刊『無暖房・無冷房・無結露 究極断熱の家をつくる』(さくら舎)では、山本社長の断熱理論が惜しげもなく公開されている。
「Z工法を通じ高気密・高断熱に関する正しい知識・技術を啓蒙し続けるのが私の使命。百聞は一見にしかず。まずは見学ください」
断熱屋、山本社長のあくなき挑戦は続く。
【会社データ】
本社=埼玉県朝霞市浜崎4―1―55
☎=048―472―1385設立=2002年6月
資本金=3000万円
事業内容=断熱材「セルローズファイバー」の施工
建設業許可=埼玉県知事(般―22)第64691号
[1回]
PR
http://ryugi.blog.shinobi.jp/%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E3%83%BB%E5%BB%BA%E7%AF%89%E3%83%BB%E5%9C%9F%E6%9C%A8%E3%83%BB%E8%A8%AD%E5%82%99%E3%83%BB%E7%AE%A1%E7%90%86/%E3%82%BC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%82%AB%EF%BC%88%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BAno.1073%EF%BC%89ゼットテクニカ(シリーズNo.1073)