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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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東京エージェント(シリーズNo.1134)

依頼主の想いに“真心”込めて商品を届ける
「印刷物の心の運び人」

菖蒲 亨 社長

「印刷物の心の運び人」を基本理念に掲げ、新聞や書籍、リーフレットなど印刷物の梱包から配送、商品管理までを行う株式会社東京エージェント
「単に商品を運ぶのではなく、依頼主の想いに〝真心〟を込めてお届けします」
 こう力強く話すのは2代目の菖蒲亨社長。同社は菖蒲社長の父親が山形県から上京し、脱サラ後の1964年に設立。当初は業界紙に帯封を掛けてトラックに積み、郵便局から全国へ発送する仕事を手掛けていた。
 現在は一般紙を主に扱い、朝刊は産経新聞、夕刊は大手全紙と娯楽紙、さらに書籍や会報誌、刊行物の発送も手掛け、渋谷ヒカリエなどで販売支援も行っている。
「号外にも対応できるよう、工場には従業員が24時間常駐し、工場での梱包からトラック配送、販売店配置、在庫管理までを1人で行えるようにすることで、正確かつ機動的業務を展開・徹底しています」(菖蒲社長)
 2014年の3月には築地駅と東銀座駅、新富町駅からほど近い立地に12階建ての自社ビルを新築し、ビル管理事業に着手。7階と8階を同社で使用し、残りを賃貸にしている。大塚にある事業所には社員寮を完備しており、同社の採用基準には徒歩通勤が可能なことを定めているという。
「首都圏直下型地震など非常事態が起きても万全の状態で業務に臨めるよう、対策やリスク管理には投資を惜しみません」(菖蒲社長)
 この社内体制は2011年に発生した東日本大震災時にも遺憾なく発揮され、従業員を1人も欠勤させることなく、平常通りの業務を遂行することに成功した。

自分史関連セミナーを通じ
印刷物の価値向上へ!

 菖蒲社長は早大を卒業後、1度同社に入社したが、他社での経験も積みたいと、産経新聞社に入社。販売店向けの営業に従事していた。
「弟が家業を継いでいたので、定年まで働くつもりでしたが、父から『経営が厳しいから手伝ってほしい』と頼まれ、19年間勤めていた産経新聞社を退社して復社しました」(菖蒲社長)
 一時期働いていた従業員も残っており、2007年社長に就任すると、気心知れた信頼の厚い従業員とともに会社の立て直しを進めた。事故防止や環境問題の対策にも取り組み、安全性優良事業所認定(Gマーク)の取得や平成24年事故防止優良組合員表彰、東京都トラック協会グリーン・エコプロジェクトGEP功労賞、東京都の貨物輸送評価制度1つ星などを獲得している。
 印刷物の価値自体を向上させる取り組みにも注力する菖蒲社長。6月28日に東京国際フォーラムで開催される一般社団法人自分史活用推進協議会による「自分史活用アドバイザー認定講座」の担当幹事を務めるほか、8月7日は大井町きゅりあんで、9月16日から22日までは日本橋三越本店で開催される「第3回自分史フェスティバル2015」の実行委員会に参加し、出展を予定している。
「印刷市場は縮小傾向ですが、印刷物の価値を高めて深めて広げることで、従業員の昇給に繋げていきたいですね」(菖蒲社長) 

【会社データ】
本社=東京都中央区築地2―12―2
☎=03―5565―2831設立=1964年1月
事業内容=新聞・書籍・リーフレットなど印刷物の梱包・配送・商品管理

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