新技術開発で地中熱利用促進に貢献
高杉 真司 社長
地中の温度は年中一定。夏は外気より冷たく、冬は外気より暖かい。この温度差を空調等に利用するのが「地中熱利用」だ。
主に地中熱ヒートポンプシステムを介してその温度差を熱量に換えるが、日本での普及は欧米諸国に大きく後れを取っている。
2001年8月設立のジオシステム株式会社の高杉真司社長は、創業以来15年地中熱コンサルタントとして活動。04年のNPO法人・地中熱利用促進協会の設立にも参画、現在も副理事長として地中熱の啓蒙活動に力を注いでいる。
同社では、地盤の地中熱交換能力評価技術・熱応答試験「TRT」を実施する他、地中浅部・地下水が豊富な場所でも有効なシート状熱交換器「G│カーペット」を開発するなど、地中熱利用の新技術開発に注力。同社の取り組みはNEDO開発プロジェクト事業を産官学で受託し、G│カーペットを用いたコスト低減技術の研究開発テーマをスタートさせるなど、期待度は大きい。
年間通じて空調電力49%削減を実現する同社の実力は、5月26日~29日開催の「NEW環境展2015」(東京ビッグサイト)で確認できる。要注目だ。
【会社データ】
本社=東京都練馬区関町北3―39―17
☎=03―3920―9971
事業内容=地中熱利用事業
http://www.geo-system.jp
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