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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

鈴や商事(シリーズNo.1159)

牛乳配達で培った物流機能をフル活用
地域密着で少子高齢化社会をサポート

秋葉 勇夫 社長

 さいたま市を中心とする埼玉県東地区で牛乳配達事業を展開する株式会社鈴や商事。長年醸成してきたハイレベルな物流機能を活かし、「介護と健康」をキーワードとする多彩な事業を展開している。

「牛乳配達事業で培ってきた物流機能という強力な事業基盤を守りながら、お客様の暮らしに役立つサービスと、プラスアルファの付加価値を提供しています」
 と話すのは、同社の二代目である秋葉勇夫社長だ。
 1938年の設立当初はかき氷やアイスクリームの卸売事業を展開していた同社。97年から牛乳宅配事業へと業態をシフトすると同時に㈱明治の特約店となり、毎年のように優秀店の表彰を受けている。そして現在は県内に5つの配送センターを設け、およそ1万世帯に配達を行っている。
「牛乳配達はご家庭に直接商品を届ける仕事。お客様との密なコミュニケーションはもちろん、週2回の配達時間を厳守し、1軒ごとに異なる細かい要望にお応えするための情報共有を徹底しています」(秋葉社長)
 女性が多い配達スタッフは全員、名刺に似顔絵のイラストを印刷。常に顔が見える親しみ易さと安心感、きめ細やかなサービスが長く愛され続けている要因だ。
 また、一人暮らしの高齢者が急増している中、「シルバー人材センター」と連携し、高齢者・障がい者の見守りサービスを行っている同社。食品や紙オムツをはじめとする介護用品の宅配や専門事業者と連携した保険適用の訪問マッサージなど、様々な新規事業で地域と社会に貢献しているのだ。
「新しいサービスはお客様に喜ばれているだけでなく、当社の人材確保にも繋がっています。女性スタッフが働き易い職場環境を整えるために保育園の運営も始めました。これからも、お客様とスタッフが長くお付き合いできる環境づくりを進めていきます」(秋葉社長)
 企業の人手不足、女性の社会進出、待機児童の増加など、現代社会の重大なテーマに向き合う積極的な企業姿勢は、自治体から高い評価を受けている。今後は、スタッフが要介護の親を安心して預けられるデイサービス事業も検討している。

異業種とコラボレーション
シニア人材の活用も目指す

 CSR(企業の社会的責任)を強く意識した独自の経営方針を実践している秋葉社長は、業種の垣根を越えたコラボレーションにも積極的。地元地域の雇用創出や活性化、健康増進に貢献すべく、さらなる事業領域の拡充を目指している。
「地元のシニア人材を集めるハウスクリーニング事業も、地域の暮らしに役立ちながら体を動かす喜びと健康を提供するために始めました。一般家庭を対象とする商品・サービスであれば、当社の物流機能と顧客ネットワークを生かせる面白い新しいビジネスモデルが作れるかもしれませんね」
 と話す秋葉社長は、健康チェックもできる喫茶店を本社内に開設し、地元の高齢者が集まる交流の場を作る構想も抱いている。紙おむつなど介護用品の通信販売も承り中。  

【会社データ】
本社=埼玉県さいたま市緑区山崎1―10―20
☎=048―873―2108
社員数=78名(パート含む)
事業内容=牛乳を中心とした乳製品・食品、紙おむつなど介護用品の宅配・通信販売
http://www.suzuya-s.co.jp

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