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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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ヒノマル(シリーズNo.1142)

100年企業を目指して
農業と食と社会インフラを支える総合商社

寺前 勝 社長

 門から社屋の入り口に向かって白樫、シマトネリコ、ソメイヨシノ、紅葉、と様々な木々が植えられ正面には大きなクスノキ。壁は全面ガラス張りで従業員が働く様子が外から透けて見える
 ヒノマル株式会社の新社屋は今年の4月末に完成したばかり。夜になると明かりがガラスの壁を照らす、美しい社屋だ。積水化学工業㈱のグループ会社であり、 今年で設立から68年になる同社。事業は多岐にわたり無借金経営。肥料や農薬、ビニールハウスなどの農業資材を農家に届けるアグリ事業部を中心に、塩化ビニールパイプやバスユニットなどを扱う管材・住資事業部、ガードレールや道路標識、景観設備などの提案から設計・施工までを行う建設事業部、 プラスチック食品容器を全国に供給する成型品事業部、と4本の柱で堅実にここまで歩んできた。
「とくに中心であるアグリ事業は地域密着で築いたノウハウをもとに、九州だけにとどまらず全国に展開していきたいですね」寺前勝社長は話す。
 現在、これら成熟した事業に続く新たな事業として、乾式スプリンクラーの販売・施工の全国展開を目指している同社。その他にも新たな事業展開への思索は尽きない。「事業のドメインを広げ、5年、10年後にしっかり柱となるように育て上げるのが目標です」(寺前社長)

全てのクオリティを高く
地域に愛される企業へ


 寺前社長が積極的に取り組んでいるのが人材の育成。毎年の新卒採用を15人ほどまで増やし社内の活性化をはかる。残業を減らし、適正な休日取得ができるよう従業員の待遇を改善。さらに70周年に向けそれぞれの事業分野でナンバーワンの業績を目標とさせる「中期3カ年計画」を行っており、従業員のモチベーションをあげられるよう環境改善に取り組んできた。従業員が役職に就く際には外部のアセスメント研修を実施し、自分たちの長所・短所を見直す機会も設ける。
 また従業員の家族や近隣住民を対象とした見学会や、小学生の職業体験など、地域とつながる取り組みも視野に入れる。
「従業員、事業、業績の質を上げるとともに地域に根付き地域に愛される企業であることが大切です」と寺前社長は語る。従業員へのメッセージをイントラネットに、 日々の考えをブログに綴る。「人となりを知ってもらい距離を縮めたい。誠実、公平、寛容であることがリーダーとしての品格につながると考えています」
 最後に「妥協せず新しいことに挑戦し企業規模を大きくすることが100年企業への道のり。強い会社を目指します」と締めくくってくれた寺前社長。これからも着実に夢へと歩を進めていくだろう。   

【会社データ】
本社=熊本市中央区九品寺5―7―29
☎=096―372―4747
資本金=6億7520万円
事業内容=肥料、植薬、園芸・産業資材、管工機材、住宅資材、土木建設資材、化学品、食品包装資材の仕入・販売、プラスチック食品容器の製造・販売、交通安全施設工事、法面工事、景観工事、園芸施設工事の請負・施工

http://www.hinomaru-kk.com

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