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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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株式会社 国際友好交易(第48回)

日本・中国・東南アジアへ友好の輪が拡大中!
信用を重んじる健康飲料メーカー

眞子 英樹 社長

「古来、漢方は人々の健康を支えてきましたが、その根拠についてはあまり語られていません。なぜ身体に良いのか。当社の製品の魅力を理解して頂くには、その裏付けが不可欠だと考え取り組み続けてきました」

 健康飲料の製造・販売を手掛ける株式会社国際友好交易眞子英樹社長は、培ってきた信用の背景を力強く話す。
 熊本県・崇城大学薬学部研究チームが約10年前に同社製品の研究を開始。世界中の学界や医学雑誌に医学論文を発表し、機能性表示食品という言葉がメディアを賑わす以前から、製品の健康へのはたらきを追究してきた。
 2000年には生産拠点を中国から日本へ移し、早くから安全面を強化。生産・管理を担うグループ工場、㈱国際漢方研究所は独自の抽出技術を有し、06年にISO9001(品質マネジメントシステム)を取得した。加えて、輸入する原材料は植物検査・輸入時検査・残留農薬検査等の安全性確認検査をクリアしたものを厳選している。
 産学連携による学術活動と徹底した品質管理が生み出したロングセラーが、健康飲料「美露仙寿」だ。
 7つの純天然植物のみを原材料に使用し、各種アミノ酸やミネラルなどを豊富に含む同製品。1991年の発売以降、老若男女に幅広く飲まれ、今年4月に「2015モンドセレクション金賞」を受賞したことでさらに注目を集めている。
 同社では、もうひとつの柱として、ボランティア活動に注力している。もともと、元中国駐日全権大使・楊振亞氏との出会いがあって生まれた同社。中国での小学校設立や砂漠緑化など長年にわたる活動に、中国政府から感謝状を授与されたことも。民間レベルでの日中友好を深めてきた。
 現在では中国のほか、東南アジア諸国からの依頼に応え、友好の輪を広げている。活動の中心人物である眞子達男会長は、先日も「公益財団法人瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」に参加。自ら植樹を行うなど、精力的に活動している。
「定年を迎えた人は知識・経験を生かして社会に貢献する役割を持つ」と提唱する同社は、高齢者に働く喜びや生きがいを提供。積極的に製品の販売に携わる人も多く、温泉旅行など交流の場も設けている。
 眞子英樹社長は設立時から経営に参画し、2年前に父君の眞子達男会長から経営の舵取りを託された。
「現代は誰もが知りたい情報を気軽に取得できる時代です。ITも駆使し、会社・製品の信用をさらに高めていくことが私の使命です」
 今後はブランド力向上のほか、より多くの人に製品を届けられるようグループ工場との連携による販路拡大にも努めていく。      

【会社データ(問い合わせ先)】
本社=東京都千代田区内神田3―6―1 さんしん・ヒロセビル7F
☎=03―5296―0121
設立=1989年3月
資本金=2000万円
売上高=約11億円
事業内容=健康飲料・健康食品の販売・製造
http://meirusenju.jp

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