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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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ステッドラー日本(第36回)

                       『週刊文春』3/5号「会社の実力」掲載

卒業シーズンの贈り物に
ステッドラーの万年筆をどうぞ!!


遠井孝夫社長

「卒業シーズンの贈り物といえば万年筆が定番」という時代があった。それを手に取って握った時、晴れがましい気持ちになり、ちょっと大人になったような気分を感じたものだ。デジタル化の流れの中で文字を手で書く機会は減っているが、大人の入り口としての「万年筆」の存在感は今も揺るがない。

「手書きの文字には温かみがあるし書き手の気持ちがより伝わります。新たなアイデアやイメージを作り出すのにも適しています。筆記具メーカーとして私たちには、この『手書き文化』を守っていく使命がある。卒業シーズンの今の時期、記念の贈り物に『万年筆』を検討しては如何でしょう」

 と語るのは、ドイツの老舗筆記具メーカー・ステッドラー社の日本法人として1974年に設立された、ステッドラー日本株式会社遠井孝夫社長だ。

 1835年、鉛筆製造工場として始まったステッドラー社は、現在では世界21カ国に現地法人を持ち、約160カ国にクオリティの高い各種筆記具を販売。多様な筆記具で世界中にファンを持つステッドラー社の製品ラインに、一昨年、高級筆記具ブランド「ステッドラープレミアム」シリーズが加わった。

 卒業記念の贈り物にお薦めするのは、「ステッドラープレミアム」シリーズの中でも、カジュアルなデザインとバラエティに富んだボディカラーが揃った「レシーナライン」。レジン製の精巧な作りで初めての万年筆には最適だ。

 シリーズの中には他に、
①製品毎に木目が異なる木軸の一品物「リグヌム」
②天然の牛革を纏い革と金属の組み合わせが温みと気品を演出する「コリウムシンプレックス」
③ブラックウォルナットとパラジウムコートメタルのコンビネーションが、随所に熟練のクラフトマンシップを感じさせる「プリンセプス」
④バイエルン州の州旗「青×白」のカラーリングを施し、クリップに48個のダイヤモンドをあしらった最高級モデル「ババリア」など、ステータスに応じて一生使い分けられる4種類を用意。


 環境保護を重視するお国柄のドイツ製だけに、木も革もドイツ産の天然素材にこだわり、いずれの製品もキャップの先に、ステッドラーのシンボル「マルスヘッド」が彫り込んである。

「このシリーズの完成で、生まれて初めて使う筆記具から、人生の締めくくりにふさわしい筆記具まで、一生のあらゆる場面で『書く』という行為を慈しんでいただける製品が揃いました。『万年筆』デビューはぜひ当社製品で飾って欲しい」と、思いを語る遠井社長。

 同シリーズは、全国の有名百貨店、文具専門店で購入できる。店頭にない場合は、お取り寄せが可能だ。
【会社データ(問い合わせ先)】

本社=東京都千代田区岩本町1―6―3
☎=03―5835―2811
設立=1974年7月
資本金=3億円
事業内容=一般筆記具・製図デザイン用品の輸入販売

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