『サンデー毎日』3/22号掲載
医療の現場を影で支える立て役者
冨木 隆夫 社長
「私共が扱うのは、注射器など使い捨ての機器から、手術機器や診断機器まで様々です。いわば、医療専門の商社ですね」
そう語るのは冨木医療器の冨木隆夫社長。大正7年創業で、金沢の名門企業に名を連ねる北陸最大の医療機器販売企業だ。
主な取引先は病院で、何十万とあるアイテムを要望に合わせ、提案する。もちろん、命を取り扱う医療の現場で使用される製品、間違いは許されない。何より肝心なのはプロとしての商品知識に加え、病院の医師や看護師をはじめとした、製品を利用する人々とのコミュニケーション。そのため同社の教育も、あくまで現場重視。まず入社した営業の社員は先輩社員を見て顧客との対話を学ぶ。顧客には共に問題解決するパートナーとして、信頼関係を築くことにより〝冨木から買う〟付加価値を感じていただくのだという。
流通の面においてはもちろん、システム化されている部分も多くあるが、何より大切なのは機械を超えた「人と人の繋がり」であり、同社の一番の強みでもあるのだと強く実感した。
【会社データ】
本社=石川県金沢市問屋町2―46
☎=076―237―5555
設立=1954年6月
資本金=9600万円
従業員数=231名
事業内容=医療機器販売
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