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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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リボーン(シリーズNo.993)

話題のハイブリッド型福祉施設ついにオープン!
元気を創る「だいにちスローライフビレッジ」


飛田 尚文 社長

 新潟県上越市に5月1日、日本では例を見ない画期的な福祉施設が誕生した。北陸道の上越IC近くに1万坪以上の面積を有する「だいにちスローライフビレッジ」だ。

 広大な敷地の中核を成しているのはサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)。戸建て感覚の平屋建て住宅が単身向けで40室、世帯向けが12室軒を連ねている。

「サ高住」とは思えないほど、広くゆったりとした居室は台所と浴室、トイレ・洗面所、収納が整う「完備型」。バリアフリー構造はもちろん、ベッドの横に置かれたテレビ電話や持ち運び可能なコールボタンで、24時間常駐する管理スタッフに緊急事態を瞬時に知らせられる。スプリンクラーなどの防災対策も万全だ。

 各居室に蓄熱式の暖房システムを標準装備し、屋根には太陽光発電パネルを設置。各居室で発電した総電力を入居者全員で分け合う電力供給の仕組みを構築し、エコを意識しながら共同生活の一体感を味わえる。

 他にも、二重窓や魔法瓶式浴槽、床置きタイプの換気口を採用するなど、入居者の快適な暮らしと健康に最大限に配慮。専用の庭とウッドデッキも付いており、家庭菜園やガーデンニングなど、四季の移り変わりを体感しながら悠々自適なスローライフを満喫できる。

 そして、くつろぎの空間を演出している主役は、地元原産の建材「越後杉」。林野庁が進める「新潟県森林整備加速化・林業再生事業」の補助金対象に定められている「越後杉」をふんだんに活用し、一部屋ごとに天井の表情が違う趣深い室内には芳醇な木の香りが漂う。

 積雪の多い上越・高田地域特有の風情豊かな「雁木」を再現した通路で各戸を結び、降雪期でもスムーズな移動が可能。入居者同士が気軽に交流できる共生空間の維持にも繋がっている。

1万坪が1つのビレッジ
働く喜び、生きがい提供



 住宅棟の周囲には、1200円で時間無制限・打ち放題のゴルフ練習場やテニスコート、アスレチック器具といった運動設備が用意され、自由に体を動かしながら健康維持を促進。敷地内の共同農園で収穫した農作物の収益は従事者全員で分配し、秋には収穫祭も予定している。開発工程で必要な調整池を、普段はゲートボール場や子どもが遊べる公園として活用するなど、世代を超えた地元住民との密な交流を実現している。

「越後杉」を削った大黒柱が中央に凛々しく立つセンター棟には、「大戸屋」や「ホブソンズ・アイスクリーム」などの人気飲食店を直営で開業。スパーマーケットでは地元の契約農家や共同農園、入居者が作った新鮮な野菜や花を販売している。

 隣接する医療棟ではテナントとしてクリニック・調剤薬局を募集中。既に開設しているクリーニング工房とともに、入居者の健やかで自立した生活を支援し、地元の人々も気軽に利用できる一つの「ビレッジ(村)」を構成しているのだ。

 そして、特筆すべき点は各施設や店舗で、入居者が〝働ける〟こと。自身の技術や能力、希望に合う仕事に就き、収入だけでなく、働く事や感謝される事への大きな喜びを得られるのだ。

「元気な方がより元気に、生きがいを持って生活するためには、仕事が一番です。人の役に立ち、感謝されることが心と体を健康にします。1万坪が一つの施設。住まいと仕事を通じて、入居者の方々の新しい人生を応援していきたいですね」

 と話すのは、同施設を運営する株式会社リボーン飛田尚文社長。リサイクル事業を手掛ける親会社の飛田テックを父から引き継いだ後、「自分で新しい事業を興したい」と、注目したのが総合福祉サービスだ。

高福祉より“幸”福祉
上越の新たなシンボルに



 介護保険制度開始以前の1998年に設立し、訪問系介護サービスから着実に事業領域を広げてきた同社は、上越エリアを中心に地域密着型の施設を展開。介護付き有料老人ホームにデイサービスと保育園を併設した幼老複合施設「スローライフもんぜん」など、斬新な発想で多様な高齢化社会のニーズに応えている。

 今回も、「だいにちスローライフビレッジ」の開設に備えて本社を敷地内に移転し、ショートステイ施設も併設。介護が必要な高齢者と元気な高齢者の双方に質の高いサービスを提供できる、ハイブリッド型の福祉施設を見事に完成させた。

「高福祉より〝幸〟福祉の知恵」を基本理念に、障がい者の雇用や地元の幼稚園・小学校との交流にも積極的な同社。飛田社長は県内外を問わず、同施設を気軽に訪れて欲しいと願う。

海が近い上越は新鮮な魚や米、水、酒など四季の魅力がたくさんあります。是非一度、見に来て欲しいですね」(飛田社長)

 来春には北陸新幹線が開業し、新たに「上越妙高駅」が誕生する上越市。風光明媚で人々の優しさが溢れるこの町に、高齢化社会のあるべき形を発見した。

【会社データ】
本社=新潟県上越市大字大日34―5
☎=025―523―0700
「だいにちスローライフビレッジ」
問い合わせ先=新潟県上越市大字大日31
☎=025―523―0741
設立=1998年4月
資本金=1000万円
従業員数=約700名
事業内容=総合福祉サービス
http://riborn.co.jp

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