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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

永田不動産 (シリーズ No.1654)

忠恕の心を貫き半世紀超の信頼と実力
「三方良し」の事業用不動産賃貸会社


永田 勝彦 社長


「日本資本主義の父」と称えられる渋沢栄一翁が生誕した埼玉県深谷市。この地で創業から50年以上の業歴を数え、氏が生涯の規範とした「忠恕(ちゅうじょ)(真心・思いやり)の心」を信条として貫いているのが永田不動産株式会社である。
「50年間の歩みを振り返ってみると、そこには常に仲間がいました。『忠恕の心』に基づく丁寧で親切な仕事が当社のコンセプトです」



 と話すのは、1968年に同社を創業した永田勝彦社長。大手証券会社での勤務を経て、家業の酒屋に戻ったことが事業の始まりだ。
 5人兄弟の末子でありながら家業を継承した背景には、早くに主人を亡くし、女手一人で店を切り盛りしていた母君への愛情があった。「頼まれた事は何でもやった」と話す永田社長のバイタリティーに導かれ、店は忽ち繁盛したという。
 その後、懇意にしていた不動産会社からの勧めもあって免許を取得し、事業の軸足を徐々に不動産へとシフト。当初は売却益によるキャピタルゲインで収益を確保していた永田社長は10年後、より堅実な経営基盤を構築するため、自ら土地を所有し、賃貸収入によるインカムゲインを目指す現在の事業形態へと転換した。
 酒屋の当時から培ってきた地元での信頼とネットワークを生かしながら倉庫や店舗、工場の入居希望者に貸し付けする中、やがて日本経済は〝バブル〟へと突入。融資を打診するため、永田社長の元にも数々の銀行が訪れたという。
「実際、数百億円ものコミットメントライン(融資枠)を作ってきた銀行もありました。しかし、万が一、倒産して膨大な借金を抱えてしまえば母に辛い思いをさせてしまう。そう思うと、とても使いきることは出来ませんでした」(永田社長)

リノベーションを徹底
「知仁勇」で地域に貢献


 そして現在、同社は100㌫近い入居率を誇り、「ソーコのナガタ」で親しまれる貸倉庫業をはじめ、店舗や工場、住宅を合わせて230棟を手掛ける事業用不動産のエキスパートとして存在感を発揮。「永田の物件なら顧客が入る」と、仲介会社をはじめとするクライアントから絶大な信頼を得ている要因はリノベーションだ。そこには、永田社長から遡って3代続く「近江商人」の心得がある。
「常に〝自分たちが生活するなら〟と考え、必ず綺麗にリノベーションしてから貸しています。入居する方々にとって使い勝手の良いものしか提供しません」
 と話す永田社長。滋賀県をルーツに持つ永田家に息づく「三方良し」こそが、人に優しく、エンドユーザーの企業を大切にする同社の社風に浸透しているのだ。
 また、売り手と買い手だけでなく、「世間良し」も体現する永田社長は市議会議員を3期務め、清廉潔白な人柄で「知仁勇」に優れ、「坂東武士の鑑」と称される鎌倉武将、畠山重忠公の顕彰にも寄与。現在は公益社団法人埼玉県宅地建物取引業協会・埼玉北支部の相談役、「深谷花火大会」実行員会の最高顧問としても地域に貢献している。


【会社データ】
本社=埼玉県深谷市田中2542―1 
℡=048―583―2095
創業=1968年9月
売上高=11億1000万円
事業内容=貸倉庫業、建築工事など

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