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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

九州屋(シリーズ No.1656)

「対面販売」で買い物が楽しくなる
売上高・全国1位の青果小売企業
 
小林 拓 社長
 
 百貨店や駅ナカへの出店を中心に、青果小売の分野で全国1位(帝国データバンク)の売上を上げる株式会社九州屋は、今年の11月に創立45周年を迎える。北海道から九州まで約100店と業界では圧倒的な店舗数による展開だが、それぞれの店が持つ特徴は全く異なっているという。
「地域によって食文化は違いますし、環境によってもお客様が求めるものは変わります。『対面販売』によって常にお客様との〝対話〟を大切にしながら、その地ならではのニーズに応えることが私達の役割です」

 と話すのは、小林拓社長。同社は創業以来、店長に大きな権限を設け「店長を育てる」ことに重点を置きながら、地域の顧客ニーズを徹底的に追求しきた。
「店舗をシステム化し過ぎず、店長が『自分の色』を出すことで、各店が特徴のあるお店を作ることを重視しています。ベースにはお客様との『コミュニケーション』があって、お客様のご意見・ご要望を本社にフィードバックしながら、商品供給に対応しています」  
〝心を売る商売〟を社是とする同社。「商品を売っているだけが仕事ではない」という考え方を社員がそれぞれのやり方で具現化できるように促している。
「就任後は闇雲に店舗数を増やすより、培ってきた付加価値を生かして『今あるお店のお客様に対してもっと出来ることはないか』と、まず地盤を固めることから進めてきました」(小林社長)  
こうした動きによって同社の商品力・調達力が強化され、昨年度は創業以来の最高益を上げた。
「今はまだ発展途上段階。やるべきことがまだまだあります」(小林社長)

新分野で海外に出店
実店舗ならではの強みを

 同社は12年にトマトの生産工場・明野九州屋ファームを設立。量を売るより質の良いものをお届けするという九州屋のコンセプトが色濃く反映されている。
「生産に携わることは、販売する上でも大きなモチベーションになります。うちの従業員が『味』にこだわって作ったPB商品ですから、自信を持っておすすめしています」(小林社長)
コマースの躍進により実店舗への打撃が深刻な小売業界。生鮮食品の分野にも、既にその予兆が現れていると小林社長は感じる。
「お客様と会話ができて、細やかに対応できることは対面販売の大きな強み。必要な情報や商品をタイムリーにご提供できるのが我々の仕事です。買い物の楽しさや魅力が改めて見直されるような取組みを進めています」(小林社長)
この1月には台湾にフルーツパーラー『9 Palette Parlor』を出店。グルメの地でも反響は大きい。
「日本の農家の技術力は極めて高く、『品質』は世界でも十分に通用するレベル。今後は東南アジアを中心に海外展開を検討しています」
 と小林社長は話す。20年には300億企業として、経常利益10億円を目標に掲げ、同社の挑戦は続く。

【会社データ】
本社=東京都八王子市越野24-1
☎=042-676-3111
創業=1974年11月
資本金=2億7725万円
従業員数=1800名
売上高=270億円(連結)
事業内容=百貨店、駅ビル、ショッピングセンターでの野菜・果物専門店の運営スーパーマーケットの運営
http://www.kyusyuya.co.jp

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