90年代国産スポーツカーのアフターパーツで独壇場
当時の「型」を保管する創業45年の蓄積が生きる
エアロボンネットを装着した「三菱・ランサーエボリューション7」
若者のクルマ離れが言われて久しいが、実は今90年代の国産スポーツカーが静かなブームを呼んでいる。若者にとっては「国産スポーツカーの黄金期」と呼ばれる30年前のデザインと走りは新鮮で、当時青春時代を過ごした壮年世代にとっても、かつて憧れたクルマに余裕の出来た今、改めて乗れる喜びがあるようだ。
また、米国のクラシックカー登録制度により、25年前に製造された日本のスポーツカーの輸入が解禁され、実はマニアの間で人気の高かった日本のスポーツカーの需要が一気に高まったことも、このブームの浸透に拍車を掛けている。
経営基盤と人材が事業の進化を支えて40周年
脱炭素社会を担う住宅設備機器メーカー商社
伊奈 紀道 社長
新政権が「経済と環境の好循環」を成長戦略の柱に掲げ、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」「脱炭素社会」の実現を目指すことを力強く宣言した。地球温暖化による気象変動が毎年のように私たちの暮らしを脅かす中、今年で設立40周年を迎えた長府工産株式会社は住宅設備機器の製造・販売を通じて国のエネルギー・環境政策に貢献し、多くの家庭に安心安全で快適な生活空間を届けている。
「40年間会社が存続できた要因は普通のことを地道に続けてきたから。誰もが納得のいくように事を運べば社員たちもついてきます」
と話す伊奈紀道社長。先代から「公平公正」の企業理念を受け継ぎ、2代目のリーダーに就任してから今年で14年目を迎えている。
過去4年間で8回の大規模水害が発生!
内水氾濫・水害対応のスニーカー登場
突き出た釘に乗っても踏み抜かない。靴底に刺さらない「防災減災健康靴」
設立20周年を迎える「免震構造の転倒予防靴・介護予防靴」で実績がある靴内環境歩行改善協同組合「えこる」と、一般社団法人 防災減災健康靴普及協会(DPDP)が共同開発した運動靴ではないスニーカーは、おそらく世界初の内水氾濫・水害対応の本格的な防災減災スニーカーである。
国交省のホームページには「水害では長靴での避難は危険」との注意喚起があり、こうした警告をもとに大規模水害や都市に多い内水氾濫ではスニーカーのほうが動きやすい、スニーカーを履いた方が安全であるという情報が多数存在する。
しかし人命に関わることなのでより正確に表現すれば、内水氾濫や大規模水害の場合、長靴の高さより上に水位が上がると長靴の中に泥水が入ってくるため素早く行動できなくなるし、泥水の深さが膝以下でも流れが強ければ長靴でもスニーカーでも体ごと流されることがあることを警告すべきである。
時代を超えて鉄道インフラを支え続ける
安心安全を繋ぐ軌道用品のレジェンド企業
飯田 記章 社長
木製からコンクリート製へ――。今や主流となったコンクリートの鉄道用枕木を発明した外山繁太郎氏が、その研究開発を始めたのは1918年。今から100年以上前の画期的な発明から進化を続ける軌道用品の開発販売会社として、鉄道の安心安全な運行を支え続けているのが鉄道軌材工業株式会社だ。
「レールが視界に入っても、軌道用品が認識されることは少ないでしょう。しかし、実際には電鉄会社や使う場所、用途によって製品の種類が異なり、組み合わせも多彩で実に奥が深い」
と話すのは、昨年就任した飯田記章社長。3年前に入社する以前は大手自動車販売会社の営業マンとして自動車業界に25年間携わってきた。異業種から転身した当初、予想を超える製品の多彩さに驚いたという。
それまで鋼しか存在していなかったバネの市場に、今では主流の「ステンレスのバネ」を創出した大陽ステンレススプリング株式会社。金属バネ・ファスナーメーカーとして価値ある製品を提供し、自動車や通信モバイル機器、産業機械、家電・住宅設備、医療、アメニティーなど多彩な業種のクライアント3千社をサポートしている。
1942年の創業から、耐食性と耐熱性に優れたステンレスの可能性から様々な熱処理法や後処理法の研究を重ねる中で、日本で初めて〝錆びない〟ステンレス製バネの製造に成功し、現社名とした同社。75年以上を経ても尚、当時不可能だと言われていたステンレス製バネの製造に果敢に挑戦した「大陽魂」がモノづくりを支えている。
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