忍者ブログ
Home > 製造・設計・技術開発

logo

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

東陽理化学 (シリーズNo.1586)

人と企業と環境に「調和」をもたらす
金属表面処理の技術革新コンサルタント

兼古 隆行 社長

 パソコンや携帯電話端末に留まらず、自動車、医療機器、玩具など様々な分野でIoT化が進み、需要拡大によって活況が続く半導体市場。東陽理化学株式会社はステンレスをはじめとする金属表面処理によって、次世代の半導体製造装置に欠かせない先鋭的な技術を提供している。

「『この技術を使った製品を』ではなく、お客様の『こういうことをしたい』というご要望にお応えする仕事がメインで、お客様が描くビジョンに対し、独自の技術と開発力を極限まで追求することが使命です」
 と語るのは二代目の兼古隆行社長。非鉄金属の加工において世界屈指の技術力を持つ株式会社東陽理化学研究所(新潟県燕市)を母体として設立した同社は以降、50年以上にわたってステンレスの表面処理加工で業界をリードしてきた。
 大手バルブメーカーと手を組み、25年前からいち早く半導体バルブの開発に着手してきた歴史を持つ同社。その立ち位置は金属処理業者の範疇を超えた「技術革新コンサルタント」ともいえる。
「金属表面処理は、いわば最終工程。その前にある機械加工や素材供給といった他のプロセスにおいて、業者をコントロールする役割も求められます」
 と、兼古社長は語る。

拍手[1回]

PR

テックメイク(シリーズNo.1584)

モノづくりの省人化をワンストップでサポート
〝新しい〟を極めるシステムインテグレーター


桑原 伸一郎 社長

 
 労働人口の減少を補う産業用ロボットの普及に期待が集まる中、ロボット装置の設計から組立・販売・アフターメンテナンスまでをワンストップで担う「システムインテグレーター」として製造現場の省力化に貢献しているのが株式会社テックメイクだ。

「従来は自動車の溶接や塗装といった、いわゆる『3K』の仕事を人間の代わりに行うロボットが主流でしたが、当社が提供しているのは〝完全に人の代わりになる〟ロボット。半導体製造やクリーンルームなど、全く文化が異なるモノづくりの現場で活躍しています」
 と話す桑原伸一郎社長は「社員1号」として同社に入社する以前、エンジニアとしてソフトウェア開発会社に勤務。半導体組立メーカーを脱サラして同社を創業した父君とのタッグが強みとなり、ハードとソフト双方に高いレベルの設計力が必要な、「システムインテグレーター」という唯一無二のポジションを確立した。
 1995年に半導体製造装置のカスタマイズ設計からスタートした同社。2000年代に入り、日本のモノづくりにもFA化の流れが加速する中で、半導体業界向けに垂直多関節ロボットを使うロボットセル生産ラインの製作を開始した。

拍手[1回]

テクノテック (シリーズNo.1583)

洗濯機用防水パン・排水トラップで独壇場
世界を視野に5年後年商300億円目指す


木本 一也 社長

 集合住宅の各戸に必ず設置してある洗濯機置き場の防水パン。誰もが目にしているはずだが、あまり意識することのない縁の下の力持ちのような設備だ。その防水パンで、首都圏の新築マンションのトップシェアを握っているのが、1988年1月の設立で今年30周年を迎えた株式会社テクノテックだ。
 元々、㈱テクノアート美術研究所というデザイン会社として設立した同社は、バブル崩壊後の94年、現代表の木本一也社長就任と同時に現社名に変更。浮き沈みの激しいデザイン事業から、ニッチだが息の長い防水パンの製品開発という新分野に舵を切った。
 そのきっかけは、当時主流だったFRP製の防水パンは寒冷地では重さに耐え切れず割れてしまうという、ある大手住宅メーカーの開発部長からの相談だった。
 そこで木本社長は、再生ポリエチレンを使って従来品の弱点を克服し、なおかつコストを半減する製法を考案。製造法もプレス成型から量産の利く射出成型に移行することで瞬く間に防水パン市場を席巻。FRP製を製造していた住設メーカーの巻き返しもなく、各住宅メーカーやゼネコンからの受注が相次ぎ、国内トップシェアを獲得していく。

拍手[1回]

ケージーエス (シリーズNo.1582)

100年企業目指して第2創業期に挑む
点字セルのグローバル・ニッチ・トップ企業


工藤 良次 社長

 現在では、ホームドアや電気錠、宅配ボックス、ATM等の内部機構部品として幅広く活用される、電磁力を縦方向の動作に変換する「ソレノイド・アクチュエーター」の製造を目的に、1953年6月、㈱広業社通信機器製作所として創業して一世を風靡し、89年現社名に変更したケージーエス株式会社(工藤良次社長)。その後80年代に開発し、今や世界70㌫のシェアを誇る視覚障害者用「点字セル」の製造販売を2本柱に今年創業65周年を迎えた知る人ぞ知るグローバル・ニッチ・トップ企業だ。
 高校卒業後様々な職業を経験し、20年前に同社に入社した工藤社長は、一貫して経理・総務・人事畑を歩み、会社全体を見渡す見地から徐々に経営を担う意志を固めていく。3年前の取締役就任を経て昨年9月、同社4代目代表に就任した工藤社長は、
「『ソレノイド』の全盛期から衰退期を経験し、『点字セル』の勃興から世界的普及、成熟期を迎えた当社は今、100年企業を目指して足場を固め、次なる飛躍のために力を蓄える、第2の創業期に立っています。先人達が残してくれた製品、サービス、技術、設備や施設を土台に、我々世代の思いと成果を加え、未来の仲間達に受け継いでいく。それこそが私に課せられた使命だと肝に銘じています」
 と、社長業を引き受けるに当たっての覚悟を語る。

拍手[2回]

フィガロ技研(シリーズNo.1580)

ガスセンサのリーディングカンパニーとして
世界に安全・安心・快適を


天本 太郎 社長

 フィガロ技研株式会社―この一度聞けば忘れられない社名の由来が、ロッシーニの歌劇「セビリアの理髪師」であることは、オペラ好きでなくともピンとくる。
「主人公『何でも屋のフィガロ』のように、バイタリティとチャレンジ精神をもった会社でありたいという思いが込められています」と話す天本太郎社長
 快適な暮らしをしていく上で欠かせないライフラインであるガス。だが、一歩間違えれば、私たちを襲う悲劇になりかねない。
 1962年、プロパンガス爆発事故の悲劇を知り、「ガス漏れ警報器」の必要性を痛感した創業者の田口尚義氏が半導体ガスセンサの開発に着手し、世界に先駆けて製品化に成功。そのことが現在の家庭用ガス漏れ警報器の普及に繋がっている。
 1990年代には、画期的な生産方式を確立。均一かつ多数個取りが可能な厚膜印刷の技術を駆使した製造技術の導入で、〝大量生産〟と〝品質向上〟という二つの課題を克服した。

拍手[1回]

『サンデー毎日』最新号絶賛発売中!

サンデー毎日 2018年12月30日号 [雑誌]

2018年12月30日号

新着記事

「スマホで見る」会社の流儀も配信中!

運営会社

株式会社エスコミュニケーション
編集タイアップ企画のパイオニアとして、頑張る日本の中小企業を応援しています。マスメディアでは報道されない各社の素顔と魅力をお届けします。
《掲載をご希望の場合はこちらまで》
s-comm@s-comm.co.jp

P R