90年代国産スポーツカーのアフターパーツで独壇場
当時の「型」を保管する創業45年の蓄積が生きる
エアロボンネットを装着した「三菱・ランサーエボリューション7」
若者のクルマ離れが言われて久しいが、実は今90年代の国産スポーツカーが静かなブームを呼んでいる。若者にとっては「国産スポーツカーの黄金期」と呼ばれる30年前のデザインと走りは新鮮で、当時青春時代を過ごした壮年世代にとっても、かつて憧れたクルマに余裕の出来た今、改めて乗れる喜びがあるようだ。
また、米国のクラシックカー登録制度により、25年前に製造された日本のスポーツカーの輸入が解禁され、実はマニアの間で人気の高かった日本のスポーツカーの需要が一気に高まったことも、このブームの浸透に拍車を掛けている。
アメリカ・イタリアなど
海外からの引き合いも
日本国内のみならず、クルマに拘りを持つマニアは世界中に数多く存在する。
そんなマニアの間でも、90年代の日本製スポーツカーは人気で、コンディションの良いものなら大抵プレミア価格が付くという。パーツ類にも強い拘りを持つマニアがネットなどを通じて探し当て、辿り着くのが同社の「高勢スタウト」ブランド。アメリカやイタリアなどのマニアから、直接または商社を通じて間接に、同社にオーダーが舞い込むことも多いという。
各自動車メーカーが当時の部品の復刻版を供給し始めたことを見ても、90年代国産スポーツカーのブームは当分の間続きそうだが、飽くまでもそれはブーム。
同社に20年間技術者として勤務し、昨年10月に代表に就任した峰岸誠一社長は、
「私達は一人ひとりが一貫してモノづくりの出来るプロ。ブームが過ぎても新車のカスタムパーツ作りなどで、『高勢スタウト』ブランドを盛り上げていきたい」
と、意欲を話す。
◆製品に関するお問合せは
有限会社高勢産業
東京都あきる野市引田782
℡042-559-6481
FAX042-559-7859
E-mail:takase@stout.jp
http://www.stout.jp
ブログ内検索
業種一覧
新着記事
運営会社
P R