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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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愛知産業(シリーズNo.965)

世界の最先端技術でモノづくりに革新を!
日本の溶接技術をリードする老舗技術商社

 
井上 博貴 社長

 1927年に創業し、ベルギー製溶接棒の輸入をいち早く手掛けた愛知産業株式会社。「世界の最先端技術を広く伝え、産業界に貢献する」という創業精神を貫き、海外の優れた溶接機や切断機、産業機械を日本へ届ける技術提案型商社だ。社名は創業者の井上弥三郎氏が愛知県出身であることに由来。東京・愛知・神戸・広島に拠点を有し、全国展開をしている。


「古くからオーストリアやドイツなどのヨーロッパ諸国は、新技術の研究開発が活発。革新的な技術が生まれやすい土壌があります」

 と、井上博貴社長は話す。

 金属加工分野に強みを持ち、溶接から切断、機械加工まで総合的に技術を提供する同社。重電や自動車、鉄鋼、造船などの大手企業を中心に最先端技術を提案し、生産性の向上や省エネに貢献している。

 主力商品は、国内総代理店を務めるオーストリア・フローニアス社製の溶接機。アルミやチタンなどの加工難易度の高い材質にも対応し、熱ひずみやスパッタ(溶接中に飛散する金属粒)が出にくいのが特長だ。メーカー機能も有し、溶接の自動化や省力化、ラインの自動化など長年培ったモノづくりの経験を生かし新技術開発にも注力。設計・製作は関連会社の愛晃エンジニアリングが担当している。

「単にモノを売るだけでなく、顧客と一緒に考える姿勢を大切にしています。世界40社と築いたネットワークを生かし、自社製品の輸出や途上国進出も視野に入れています」(井上社長)

 英国から材料を輸入し、金属の3D造形にも着手するなど次世代製造技術分野にも進出。東京オリンピック開催に伴う老朽化したインフラの更新や自動車・家電製品などの軽量化ニーズの高まりにも対応している。

「日本のモノづくりの良さは高い品質と安定性。生産人口が減少する今、中堅・中小企業へも積極的に生産の自動化を提案していく。国内外から日本のモノづくりに必要な技術、特に海外の先進的な技術やサービスの紹介を通じて社会的使命を果たします」(井上社長)

抱える課題をクリアし
頼られる企業であり続ける

 
 技術・知識の次代への伝承にも取り組む同社。合宿の実施や外部セミナーへの参加、営業統括委員会を設置し若手・中堅・ベテランの三人一組で営業チームを構成するなど人材育成に注力している。海外メーカー各社との信頼関係をより強固にするため、語学力向上や仕入れ先の技術への理解を深める機会も設けている。

 東京商工会議所の副会頭も務めた父君の井上裕之会長に倣い、東京青年会議所の副理事長として社会貢献活動にも熱心な井上社長。大学卒業後同社に入社し、渡米して2年間語学と異文化について学んだ。帰国後は営業職をはじめ様々な業務を経験。昨年12月に代表取締役社長に就任した。

「簡素合理化・見える化・自立心の養成が当面の課題。一個人が成長できる環境を整え、働いていて楽しい会社づくりに努めます。今後もお客様に頼られる企業であり続けたいですね

【会社データ】
本社=東京都品川区東大井2―6―8
☎=03―6800―2050
創業=1927年12月
資本金=8500万円従業員数=112
名事業内容=溶接機・産業機械・資材の販売及び設計・製作
http://www.aichi-sangyo.co.jp 

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