東京地検特捜部検事から弁護士に転身!
人情に厚い頼れる法律家!
岡田 功 弁護士(東京弁護士会所属)
司法制度改革により、増加する弁護士人口。司法試験合格者は司法修習を経て裁判官・弁護士・検事のいずれかの道に進むが、大半を占める弁護士に対し検事は全体の1割未満だ。
「刑事事件における捜査や起訴・不起訴の処分、公判の遂行、裁判を執行するのが検事の役割。法が定める強大な権限を行使する国家公務員だけに、検事の職責はきわめて重大です」
こう話すのは東京・銀座に所在する小室・岡田法律事務所の岡田功弁護士だ。
1996年4月に東京地検の検事に任官し、その後千葉地検や山口地検下関支部、東京地検、横浜地検、宇都宮地検栃木支部、東京地検、仙台地検を渡り歩いた岡田弁護士。2006年3月に退官し、弁護士に転身した経歴の持ち主だ。
得意分野は企業法務全般のほか犯罪・刑事弁護。捜査検事として様々な刑事事件を担当した経験を最大限に生かしている。また、約3年3カ月在籍した東京地検特捜部では「財政経済班」に在籍し、特別背任などの企業犯罪のほか数々の脱税事件の捜査に携わったことから簿記・会計スキルを独学で習得。民事再生や私的整理など経営危機に陥った事業体を救う「企業再生」でも手腕を発揮している。
「企業の経営戦略を理解し、第三者的な立場から助言をする上で会計帳簿を読む能力は不可欠。特捜部検事時代に培った経験が、現在大いに役立っています」
他にも、民事では遺産相続などに精通。依頼者の利益の最大化を実現している。
法律家である前に「人間」
人々が幸せになる社会を
県下屈指の進学校であり甲子園常連校としても知られる茨城県立竜ヶ崎第一高校卒業後、早稲田大学法学部に進学した岡田弁護士。6度にわたる受験の末、合格率2%(当時)の旧司法試験を突破した不屈の人だ。
その後、司法修習生時代に出会った指導官の影響で検事の道を選択。だが、検事としてキャリアを積むうちに疑問を抱くようになる。
「検事は時として鬼を演じ、嘘を言い続ける被疑者に真実を語らせる役割を担わなければならない。被疑者とて自分と同じ人間。決して清廉潔白ではない自分に他人の罪を厳しく咎める資格があるのだろうかと、良心の呵責に苛まれることは少なくありませんでしたね」
任官10年の節目を機に、意を決して弁護士に転身。「法律家である前に、ひとりの人間であれ」をモットーに、様々な民事事件や裁判員裁判を含む刑事事件などに携わってきた。
「弁護士になり、依頼人やそのご家族から感謝される機会が増えました。争いが長期化することも多い民事裁判は、次第に依頼者との一体感も生まれる。検事時代には味わえなかった喜びがありますね」
途上国の子ども達へのボランティアや老犬介護などの動物愛護活動にも意欲を見せる岡田弁護士。夏の甲子園球場で熱心に高校野球を観戦するなど、興味の対象は幅広い。柔和な表情が印象的な〝人情法律家〟は、多くの人々が幸せに暮らせる社会づくりを目指し今後も挑戦を続けていく。
【事務所データ】
住所=東京都中央区銀座6―12―15 いちご銀座612ビル3F A室
☎=03―3571―6741
設立=1965年
事業内容=法律事務所(犯罪・刑事弁護、遺産相続、企業法務・顧問弁護士など)
http://www.bengo4.com/search/134875
[4回]
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