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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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東京内職センター(シリーズNo.1011)

主婦の「働きたい」に応える内職業の革命児
多彩な商品知識で新規クライアント開拓


佐藤 洋一 社長

 家庭に入ってからも働き続けたい――。株式会社東京内職センターは、多くの主婦の「働きたい」をサポートし、手作業を中心とする丁寧で的確な内職業務でクライアントの「困った」を解決している。

「潜在的な女性のパワーをいかに活用するかを常に考え、使命感を持っています。仕事は『好き』が大事です」

 と語る佐藤洋一社長は独立前、紙の商社から広告会社に転職し、グラフィックデザインの仕事に従事。インターネットの普及によってビジネスのペーパーレス化が進む中で紙媒体の将来性に疑問を抱き、「天職は何か」を考える日々が続いた。 そして、イベント業務を通じてノベルティーの梱包作業など最終工程が杜撰に行われることが多い現状に触れ、着目したのが内職だ。

「当時、インターネットが隆盛していなければ今の自分は成り立っていないと思います。印刷やデザインなど、それまでの全ての経験が生きる仕事が内職だと直感しました」(佐藤社長)

 ホームページ上でシュリンク作業の動画説明を行うなど、同社はインターネットを有効活用して新規クライアントを開拓。その社数は常に全体の3~4割を占め、幅広いジャンルの商品を〝詳しく知っている〟強みが高く評価されている。

「コストの過当競争に巻き込まれず、付加価値の高い良い仕事をするためには、どの業界でも特定一社に依存しないことが重要です」

 と話す佐藤社長。約300人の内職メンバーの人間的管理を重視し、ユニークな取り組みを行っている。その一つが4月に始まった抽選会だ。内職メンバーが処理する1000枚近い伝票の番号から、毎月抽選で約30名に豪華商品を贈呈。一枚の伝票が「宝くじ」となって、抽選会の様子はYouTubeで公開される。

「面接や教育、契約、給与など内職スタッフの管理とサポートを徹底し、全てオープンにしています。技術的な約束事は必ずマニュアル化し、現場の社員には内職スタッフに『あなたが必要だ』という積極的な声がけを行うように促しています」(佐藤社長)

 高いモチベーションを維持しながら安心して仕事を楽しめる職場に、同業他社から移ってくる主婦も多い。

「佐藤イズム」で雇用創出
“第二の故郷”に恩返しを



 佐藤社長は内職業界を1つの森に例え、こう話す。

「上場企業は大木、その下にしっかり根を張る中小企業、草のように地場で奮闘する町工場、そして私は苔。養分をたっぷり蓄えた苔として『佐藤イズム』を広げ、根ざし、日本を成長させたいですね。昔から未来にかけて不変であろう内職業の中身を変え、時代の変革に合った経営を目指します」

 また、「お客様はもちろん、従業員にも常に感謝の気持ちを持って会社共々成長したい」と願う。袖ヶ浦をはじめ、事業所・営業所を構える〝第二の故郷〟千葉県の雇用創出に貢献し、恩返ししたいと考えている。 

【会社データ】
本社=東京都品川区東品川2―6―28
☎=03―5783―0732
創業=2003年1月
従業員数=300名
事業内容=内職・パッキング作業、倉庫管理、宅配・配送
http://www.tokyo7149.com

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