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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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藤﨑建設工業(シリーズNo.1002)

仕事に関わったすべての人を幸せにする
総合建築界の老舗企業


藤﨑 政行 社長

 茨城県行方市に本社を構える藤﨑建設工業株式会社。同社は1954年に現会長である藤﨑栄氏により創業され、土木工事から建築工事まで幅広い分野で確かな実績を重ねている。
 
「60年以上にわたるノウハウと、地域に密着した営業で多くのお客様から信頼と安心を獲得しています」
藤﨑政行社長は語る。

 2004年からは全国6万6500世帯に支持されている高品質賃貸ブランド「ユーミーマンション」に茨城県エリアと千葉県エリアのFCとして加盟。鹿島臨海工業地帯を擁する神栖市を中心に、現在までに約30棟の施工を行っている。

「社会情勢の変化に伴い、主要事業である公共事業が徐々に減少していきました。そうした中で何か新しい挑戦をしなくてはならないと思い、戸建住宅や一般リフォームなど数ある候補の中から選んだのが、公共事業で培った鉄筋コンクリートの技術を生かせるユーミーマンション事業でした。また、地域で鉄筋コンクリートの建築を手掛ける会社が少なかったため、FC加盟を決意しました」(藤﨑社長)

 そんな同社は12年にスタートした再生可能エネルギー特別措置法に注目し、太陽光発電事業も開始。合計発電量は年間680軒の住宅の消費電力に相当し、東京ドーム約65個分の森林が吸収するCO2削減効果が見込めるメガソーラーを、県内で3カ所運営している。

「現在は大手企業が中心となって取り組んでいますが、我々のような中小企業こそ太陽光発電事業に参入する意義があると考えました。開始当初はメガソーラーパネルを販売している会社が少なく、見積もりが出ないなど色々苦労を重ねましたが、努力の甲斐あって何とか始めることができました」(藤﨑社長)

 このほか、特殊セラミックスの遠赤外線により体感温度を調整する冷暖房システム「光冷暖」の取り扱いもスタートさせている。

 藤﨑社長は幼い頃から経営者である父君を見て育った影響で、小学生の頃には会社を継ぐことを意識していたという。大学の土木工学科を卒業後、修業の一環で他の建設会社に就職。それから4年後の26歳の時に同社に入社し、08年に父君を継いで社長に就任した。

自由な職場で自由な働き方
ユニークな社内制度も



「社長に就任して始めたのが『出産祝い金制度』です。子育てに対して積極的に協力したいと、1人目には10万円、2人目には30万円、3人目には100万円を進呈しています」(藤﨑社長)

 社長就任以前は取り入れていた社員教育・研修を無くし、社員には自由な職場で自由な働き方を奨励している。それも、優秀な社員が揃っているからこそなせるのだろう。

「太陽光発電事業が少し落ち着いてきたら、新たな事業を模索していきたい。ただ、今後も原点は変わることなく、『仕事に関わるすべての人を幸せにする仕事』を追求していきたいですね」

【会社データ】
本社=茨城県行方市新宮745
☎=0299―73―2123
創業=1954年10月
資本金=3100万円
事業内容=建築・土木工事、ユーミーマンション事業、太陽光発電事業
http://www.fujiken1.com

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