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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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ACE(シリーズNo.1393)

儒教の教えに基づく教育を実践する
新進気鋭の大規模修繕工事会社

江藤 聡 社長

「論語」は孔子とその高弟たちの会話をまとめた言行録である。今から2000年以上も前に記されたものであるが、「一を聞いて十を知る」「過ぎたるはなお及ばざるが如し」「温故知新」など、今日でもよく使われる言葉が多数収められている。
「儒教に基づいた教えを実践することで、公と家族のために活動する喜びを全社員で共有し、団結力を強めています」
 と話すのは株式会社ACE江藤聡社長
 同社は1970年、先代社長が塗装業を生業として創業。社長交代直後の2004年にビル・マンションの大規模修繕工事業に業態転換し現在に至る。 


「塗装業時代は理不尽な思いをしたり、不合理な場面に直面したりすることが多々ありました。そんな経験があったからこそ、『許し合う心を持つ』『平等に人と接する』『親兄弟=同志を大切にする』といった儒教の教えが胸に突き刺さったのだと思います」
 建設業界には、元請けから孫請けまで連なる縦長のラインが存在するという。その中で就労者の仕事に対する意識が低くなる傾向に危惧を抱き、なにより意識改革を促す社員教育に全精力を傾けてきた。技術力の向上を正当に評価しやりがいを持たせ、手抜き工事の徹底排除にも注力することで社会的な評価を上げ、その相乗効果で業績を飛躍的に伸長させた。
 十数年前の年商1000万円が2016年には約10億円というから見事なジャンプアップと言っていいだろう。
 実は、江藤社長は知る人ぞ知る腕利きの「スーパー職人」。塗装から左官、シーリングに至るまで高次元の技術と豊富な経験を兼ね備えている。
 大規模修繕工事業にシフトできたのも、大手建設会社に現場での手際のいい仕事ぶりを評価されたからに他ならない。
 今では、建物の調査から提案、施工、アフターケアまでワンストップで行い、管理組合や管理会社からの引き合いが後を絶たないという。

建設業界専門の人材派遣会社
eee(トリプルイー)を設立

 また、業界全体の人材不足を鑑み、2015年に建設業界専門の労働者派遣・職業紹介・アウトソーシングを行う株式会社eeeを立ち上げた。
「社名にある3つのEは、『ELITE』(精鋭)・『EFFORT』(努力)・『ENGINEER』(技術者)の頭文字です。これを理念とし、企業と人材のマッチングに尽力していきます」
 親子間のような自然な敬愛が人々に広がれば、ミスを責めることも、不平不満を述べることもなく、社会全体が良くなっていくのではないか。江藤社長は儒教の思想である五常(仁・義・礼・智・信)をもって、世の中を変革すべく日夜研鑽を積んでいる。「四十にして惑わず」―43歳の若きトップの信念は1ミリもぶれることはないだろう。

【会社データ】
本社=大阪府大阪市鶴見区安田4―7―21
☎=06―6914―2626
資本金=2000万円

事業内容=大規模修繕工事事業、防水工事、塗装工事、建築工事、大工工事、内装仕上工事等
http://ace-g.com

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