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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

㈱柘製作所(シリーズNo.973)

これぞ世界が称える「TSUGE」の品質!

パイプを極めた〝レジェンド〟職人集団

  恭三郎 社長

 世界中のパイプスモーカーから寵愛を受ける「TSUGE」の刻印。その一本のパイプには職人たちの技と情熱が注ぎ込まれ、比類なき価値と至福の時間が凝縮されている。

「職人の世界には〝人生を極める〟という魅力があり、作品が彼らの思いを語ってくれます。当社には、モノを作る人を大切にする伝統と職人たちのチャレンジ精神が受け継がれています」

 と話す、株式会社柘製作所の柘恭三郎社長。創業者である父・恭一郎氏が掲げた「職方商人(しょっかたあきんど)」の精神を貫き、日本のパイプ文化と共に80年近く歩んできた同社の歴史と品質、スモーカーからの信頼を守り続ける。

「TSUGE」の名を世界に轟かせたのがフリーハンドパイプ「イケバナ」シリーズ。勤続60年以上の〝レジェンド〟職人が一本一本細心の配慮で作る逸品は、その美しさ、掌に心地よく馴染むフォルムで各国のコレクターを魅了している。

 地中海沿岸に生息し、極めて採集困難な「ホワイト・ヒース」(ツツジ科エリカ属の常緑低木)の根瘤(ねこぶ)を使う商品は、一本250万円の超高級品もある。季節を覚えさせるために1年間寝かせてから加工するなど、素材にも徹底的にこだわる。

 卓越した職人技と高精度な木工機械を駆使した1000分の1㍉単位まで精密な技工で、パイプや煙管(きせる)といった喫煙具だけでなくステッキ、万年筆などの木製高級品も製作する同社。英国の高級ファッションブランドと喫煙具の販売代理契約を結び、この程、たばこの葉や灰を押さえる道具「ガゼット」のOEM生産で独占契約したニュースは業界を驚かせた。

「厳しいスペックに応えられる職人たちの技術と感覚が評価されました。日本人は、どんな些細な事でも品質を見極められる確かな目を持っています」(柘社長)

アジア唯一の〝騎士(ナイト)〟

たばこ好調で増収増益

 ドイツのたばこ学会からアジアで唯一、「パイプの騎士」の称号を受けている柘社長は、自社ブランドだけでなく世界各国から高品質な商品を取り揃えてパイプの普及に貢献。1985年に輸入たばこの販売も開始し、日本における喫煙文化の発展をリードしている。

「文化的背景を理解すれば嗜好品としてのたばこの価値は高まります。あらゆる人や物に感謝し、付加価値向上への挑戦を続けます」

 と話す柘社長は昨年10月、1900年代初頭のロンドンをイメージしたアンティーク調のショールームを社内に開設。バーカウンターも設置し、社員や取引先が語らいながら酒とたばこの密な関係を体感している。

 400種類以上の輸入たばこや葉巻のほか、経済的に自分好みの喫煙ができる「手巻きたばこ」も販売する同社。愛煙家のニーズを的確に捉えて増収増益を続け、健康志向や増税などで逆境と言われる市場でも、「TSUGE」のブランド力はさらに高まっている。(谷)

【会社データ】

本社=東京都台東区寿4―3―6

☎=03―3845―1221

創業=1936年3月

資本金=4500万円

事業内容=パイプを中心とする喫煙具類、たばこ、筆記用具、ステッキ、象牙製品、装身品などの輸入・販売・開発・製造

http://www.tsugepipe.co.jp

 

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