安全と快適さを兼ね備えた白衣で感動を届ける「どこにも負けない」ユニフォームメーカー
長尾 孝彦社長ヨーロッパ、アルプス山脈の最高峰モンブラン。フランス語で「白」を意味するブランが示すとおり、純白の雪に覆われる姿は見るものに神々しささえ感じさせる。この霊峰の名を冠した住商モンブラン株式会社(長尾孝彦社長)は、医療・介護・フードサービス向け白衣を手がけるユニフォームメーカーだ。
昨今の人気テレビドラマでも同社製品が数多く使われているように、主力であるフード産業向け白衣ユニフォームのシェアは国内トップクラス。高レベルのクリーンさが求められるHACCP対応工場でのあらゆる事態を想定したバリエーション豊かなカタログ製品は、実に2000種類を数える。 意外に思うかもしれないが、白い服を完璧に仕上げるには困難が伴う。ほんの微細な糸くずであっても他色が混ざるのは厳禁。そのためには白オンリーの素材を扱う工場を確保することが絶対条件になる。 同社は日本国内に点在する約40の協力縫製工場のみならず、中国・ベトナム・インドネシアにも生産拠点を有し、年間約500万枚を生産。この圧倒的な物量と全国950社にものぼる販売代理店の存在こそが同社をナンバーワン足らしめる所以といえるだろう。繊維業界に携わって35年地道な努力で着実な進歩を 長尾社長は神戸大学卒業後、住友商事に入社。海外関連会社の社長を7年間務めた後、住友商事インテリア産業資材部長、関連会社で2度目の社長業を歴任。2010年、住友商事大阪繊維事業部長を務める傍ら同社の社外取締役に。そして今年1月、満を持して同社社長に就任した。 就任時に「職責の重さには慣れている。間違いない判断ができる」という自信を見せたのは、繊維業界一筋で積み重ねてきた実績と幅広い人脈があればこそ。加えて「この業界は伝統的な企業も多く変化も緩やか。じっくりと攻めていく」と話す一方で、新たなモノ作りにも意欲を燃やす。それがニューバリューの発信だ。 アシックスと提携し、動きやすさにこだわった医療・介護用ユニフォームを共同開発。清潔感溢れるデザインと機能性を兼ね備えた製品群は病院内だけではなく、訪問介護など細分化されたニーズにも対応し、注目を集めている。 また今秋には、英国のファッションブランド「ローラアシュレイ」とライセンス契約を結び、医療・介護用ユニフォームを発売する。明るい色彩の花柄生地を用いた上品なデザインは、優しさと信頼感を与えるもので、前評判も上々だという。 今期は同社初の100億円超えを狙う。「成長を諦めたら、退化するしかありません。今後も挑戦し続けたい」と意気込みを語る長尾社長。さらなる高みを目指し、同社の挑戦は続く。【会社データ】本社=大阪市中央区北浜4―7―28☎=06―6228―8051設立=1950年6月資本金=8000万円事業内容=白衣(医療・介護・食品用)、サービスユニフォーム、ワーキングユニフォーム、オフィスユニフォームをはじめ、テキスタイル二次製品及び各テキスタイル素材、リネン資材の企画・生産・販売http://www.scmb.co.jp
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