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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

セイケイ(シリーズNo.1751)

社会の安心安全を支える大黒柱「プレスコラム」
誠実な人の力で成長する三井物産グループ企業


得田 儀生 社長


 人の三井――。その看板に偽りなく、誠実な「人」が実力を発揮して成長を続けているのが、三井物産スチール㈱の子会社として建築鉄骨の柱材「プレスコラム」を製造・販売する株式会社セイケイだ。
「国土交通大臣の認定が必要な『プレスコラム』は、自動車で例えるなら重要保安部品。大型のビルや倉庫、工場などの安心安全を支える〝大黒柱〟です」
 と話す得田儀生社長は東京大学を卒業し、1981年に三井物産に入社。海外貿易業務の最前線で鉄鋼製品に係わり続ける傍ら、三井物産理事として中東三井物産㈱社長も歴任した。


61年、社名のルーツでもある大阪成形工業㈱として神戸市で設立された同社。当初は工場の手摺などに用いる角パイプの生産を担っていたという。
 その後、日本初の「超高層ビル」が建てられるなど、ビルの大型化が進んでいた当時、需要拡大を狙った同社は関東に進出。74年に大径角形鋼管のプレス溶接の一貫体制を確立したことから始まったのが「プレスコラム」の製造である。
「栃木県佐野市に工場を建設してから、昨年3月で50周年を迎えました。リーマン・ショックによって経営状態が切迫した時もありましたが、社員一人ひとりの頑張りがあってこそ生き残れたのです」(得田社長)
 大臣認定という厳格な品質基準に加え、良質な厚板と大型の機械への多額の設備投資が必要な「プレスコラム」。三井物産グループが持つ資本力と人材力を生かしつつ、株主であるJFEスチール、丸一鋼管との総合力で業界をリードし続ける同社は、真心込めた顧客対応を徹底し、「親身になって耳を傾けてくれる」と絶大な信頼を集めている。

次の成長戦略へ
人材育成を強化


「大企業が株主であるため、経験豊かな人材が派遣されてくることは強みですが、彼らは何年かごとにいなくなってしまう。さらに社員の教育を強化し、30年後を担う人材を育てていかなければなりません」
 と話す得田社長は、特に管理職の教育に力を入れると共に、営業部門ではリブ・コンサルティング社と共に中期経営計画を策定中。社員教育を通じて「収益マインドを持つこと」の重要性を説き、実際に収益構造も大幅に改善している。
「今日の延長が明日ではない。会社として成長戦略を描くためには何をすればよいか――。『会社がやるべきこと』『自分がやりたいこと』『会社ができること』が上手に昇華して発展的に統一できる状態が理想的です」(得田社長)
 今後は、BIM(ビルディング・インフオメーション・モデリング)への対応なども重要だと考えている得田社長。「製造部門からも様々な意見が出るようになった」と、社員たちのマインドの変化に目を細める。


【会社データ】
本社=栃木県佐野市栄町3―2 佐野工業団地
☎=0283―22―4425
設立=1984年7月
資本金=3500万円
社員数=88名
売上高=112億5700万円
事業内容=建築構造用冷間プレス成形角形鋼管「プレスコラム」の製造・販売
http://www.seikeicolumn.co.jp

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