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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

ユタカ電業(シリーズNo.1750)

「豊かさの創成」を理念に鉄道通信・信号・電力に貢献
「人を育て、人で勝負できる会社」を目指す




鈴木直美社長


「素直でコミュニケーション力があり、真剣に取り組む一方で気配りも出来、向上心を持ち合わせている人」---。1976年9月設立の鉄道設備・機器メーカー、ユタカ電業株式会社(鈴木直美社長)の若手社員達が新卒採用に当たって、「こんな仲間と働きたい」とのテーマで協議し、採用方針として掲げた「求める人物像」の要旨だ。
 国鉄(現・JR)の設計技師であった鈴木社長の父君・百合野寛氏が山口・下関の地で創業した同社。折しも山陽新幹線全線開通直後で、西日本の高速輸送化の波に乗り次々と受注を獲得。国鉄時代に培った経験をベースにやがて全国に展開。現在では北海道から本州・四国・九州までJR沿線の通信・信号・電力の分野で必要とされる設備・機器を提供し、オンリーワンの存在感を発揮している。


 山口県の中核都市・下関で育ち、地元の短期大学を卒業後、山口銀行に入行し役員秘書を務めていた鈴木社長は、2000年に同社に入社し、父親の秘書を務めながらその仕事ぶりや会社への強い思いを受け継ぐ意志を固めていく。そして10年5月、「会社を頼む」との言葉を残して他界した父親の跡を継いで社長に就任することになる。
「経営理念である『豊かさの創成』には、経営状態だけでなく社員の心の豊かさも含まれています。社員が安心して働ける職場を提供すると共に一方で、時代の風を読み取り、変化していくことも大切です。鉄道に関わっていることから『鉄の女』と呼ばれることがありますが、鉄は熱すればどんな形にも変化できる。当社も熱き情熱をもって仕事に取り組み、鉄道を通じて日本の未来を構築する一翼を担っていきたい」
 と、鈴木社長は社長就任10年を経て、今後の自社の進むべき方向性を話す。

三交電気システムと共に
新分野に果敢にチャレンジ



 15年11月には、先代の念願であった駅近・5階建ての自社ビルを東京・神田に取得。11年4月に鉄道通信設計業務拡大を受けて設立していた関連会社・三交電気システム㈱と共に関東支社を自社ビルに移転した。

 特許技術の線路脇に敷設するトラフ橋やZAМダクト、ケーブル支持金具など、金属製品を国内向けに供給してきた同社は、今後はプラスチック製品への進出や海外展開も視野に入れる。
 そのためにも「人を育て、人で勝負できる会社」を目指す同社は、8年前からの新卒採用を今期は若手主導で積極推進、18年2月には仙台営業所も開設している。人材を4つの色に分類するEGの導入で「OneTeam」となった同社は、若い力で飛躍していく。


[会社データ]
本社=山口県下関市宝町6-11
℡083-252-6551
関東支社=東京都千代田区内神田3-2-2
℡03-3258-1719
設立=1976年9月
資本金=1000万円
売上高=7億5000万円
事業内容=鉄道通信・信号・電力設備・機器の製造
http://yutaka-d.co.jp

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