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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

日本五金鉱産(シリーズNo.1678)

日・中間の懸け橋目指す鉄鋼・非鉄金属商社
中国五鉱グループ企業として33年の実績

張 開賦 社長

 5Gに代表される次世代通信技術や宇宙開発技術など、ここ30年の中国経済の発展は目覚ましい。その発展を牽引してきた一社が1950年設立の中国五鉱グループだ。「有限のものを大切にし、それを無限の発展に資す」を理念に、主に金属・鉱産物の探査、開発、精錬、加工、貿易及び金融、不動産、冶金科学技術など、上流から下流までの事業に取り組み、現在では世界に105社のグループ企業を有し年商8兆円を弾き出す一大コングロマリットを形成している。
 そのグループの一社として日・中間の貿易促進を目的に1986年8月に設立されたのが、日本五金鉱産株式会社(張開賦社長)だ。



 設立当初は日本製の鉄鋼製品を中国に輸出することがメイン事業だったが、中国の急速な発展とアジア圏の産業構造の変化に伴い、徐々に業容を転換。設立33年を経た現在では、中国製の優れた鋳造部品などを、100社を超える日本の中小モノづくり企業向けに調達するほか、鉄鉱石や亜鉛、錫、レアメタルなど20種類以上の鉱産物を南米・豪州・アフリカなど世界から調達し、グローバルに流通させる三国間貿易などで、年商430億円を弾き出すまでに成長している。
 現在同社代表を務める張開賦社長は、周恩来の提案で1964年に設立された北京第二外国語大学を卒業後、中国五鉱グループに入社。ほどなく、当時主要貿易相手国であった日本の文化を学ぶために拓殖大学に留学。その後、2000年から08年と、15年6月現職就任以降現在まで、通算12年に及ぶ日本でのビジネス経験を持つ大の日本通だ。

中小モノづくり企業の
海外展開をサポート


「日本と中国の懸け橋の役割を果たしたい」と念願する張社長は、日本の中小モノづくり企業の置かれた現状を憂いている。人口減少局面に突入した日本において、先細りする日本市場の活力や、2025年問題に象徴される後継者難に晒される中小モノづくり企業が末永く生き残るには、今後益々需要拡大が見込まれる北東アジアを始めとするアジア圏など、世界の市場に目を向けて思い切って舵を切る他に道はない。
「優れた継続的開発力や品質を均一化する生産管理技術など、日本の中小モノづくり企業には、中国企業が学ぶべき美質や世界に通用する洗練されたモノづくり精神がまだまだ息づいています。それは、私自身数多くの中小企業と接してきて切に感じていることです。今ならまだ間に合う。幸い円満に事業承継を果たした若手経営者には、思い切って世界に目を向けてほしい。その際に重要なカギを握るのは、提携する優秀な海外のパートナー企業の選定です。当社は、中国五鉱グループの世界的ネットワークを駆使して、最適なコーディネートを提案します。良いアイデアであれば親会社も投資は惜しみません」
 と、張社長は若手経営者に呼び掛けている。


【会社データ】
本社=東京都江東区深川2-7-15
℡=03-5639-9555
設立=1986年8月
売上高=430億円
事業内容=鉄鋼・金属鉱産物卸売業、鋳物・合金鉄などの輸入、三国間貿易等
http://japan.minmetals.com.cn

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