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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

ファーベスト(シリーズNo.1673)

〝常識を超えていく〟新素材で衣料品業界に旋風
「光電子®」使用の特殊繊維を開発した成長企業


長谷享冶社長


 癒しや快適さを追求した様々な新素材が登場している中、有名スポ―ツ用品メーカーのダウンジャケットの繊維などに使用されている「光電子®」株式会社ファ―ベストは、その特許を国内と世界12カ国で取得している企業である。
 1989年1月に創業者が遠赤外線(Far Infrared  Ray)のナンバーワン企業を目指すために設立し、93年には数種類のセラミックスをブレンドし繊維に練り込んだ体に良い材質の光電子®繊維の開発に成功した。



 体温域で遠赤外線を効率よく輻射することで身体を快適に保温する。リラクセーション、リカバリー、睡眠の質の改善等の効果も確認されている。安全性が高い光電子®は、いま様々な分野で注目を集めている。同社は、機能性を重視した品質の探求と、きめ細かな販売の工夫で飛躍的に売上を伸ばすだけでなく、自社基準を設けてセラミックスの量を厳密に調整し、さらに品質を高める努力を続けることで他社との差別化を実現している。
 2014年には、岐阜の老舗紡績会社・長谷虎紡績㈱のグループに参入。技術・商品開発の流れがよりスピーディーになった上、エンドユーザーのニーズを身近に捉えられる環境が整い、早くも結果が出ている。生産チーム、スポーツメーカーと開発を重ね、羽毛本来の機能を損なわず、合成繊維と融合し、ニーズにこたえるべく開発されたハイブリットクリーンダウン光電子PROが第49回繊研合繊賞を受賞した。

「環境整備」への取り組み
「素材」で世界を変える

「地道に、真面目に取り組んできた業歴の中で、良いタイミングでお客様に恵まれたことが30年続けてこられた要因だと思います」
 そう話すのは、幼い頃から長谷虎紡績の経営者であった祖父との会話を通じて自然と帝王学に触れてきたという長谷享治社長。道徳教育をベースにする麗澤瑞浪中・高、麗澤大学を卒業し、3年前に30代半ばという若さで同社の社長に就任した。
 長谷社長が、就任直後から取り組んでいるのが「環境整備」。徹底した整理・整頓によって仕事がやり易い環境を整え、明確な5カ年計画を立てた業務推進は成果を上げている。
「何事にも〝気づける〟能力のある人間を育て、万全の準備でお客様のニーズに応える様々な提案が出来る能力を身につけることが目的です」(長谷社長)
 各分野の研究者や専門家との協力体制も強化する同社は、30年までに環境に配慮した新素材を開発し、衣料品以外への活用も検討中だ。
「仕事のやりがいとは何か」を社員に明確に示し、モチベーションアップを図る。
「企業経営者として、人々の快適な生活や環境に配慮しながら自社製品を正しく広め、世の中の為に『素材』で世界を変えていきたい」
 と長谷社長は語る。


【会社データ】
本社=東京都中央区日本橋蛎殻町1―27―5 ヤマトビル3F
☎=03―3664―5921
設立=1989年1月
資本金=2000万円
社員数=10名
売上高=7億円
事業内容=特殊繊維原料の製造・販売
http://www.firbest.co.jp

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