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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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成和(シリーズNo.1094)

創業80周年を迎えたネクタイの老舗ブランド
「メイド・イン・東京」で100年企業に挑戦!


和田 匡生 社長

 襟元から個性を演出するネクタイ。今年で創業から80年、会社設立60年を迎える成和株式会社は、クールビズが定着し、縮小傾向にある市場の中で確かな存在感を示しながら奮闘を続けている。
「素材や色遣い、デザインによって身につける人の個性を生み出すのがネクタイ。当社は常に時代やトレンドに合わせて商品を開発し、お客様へ届けてきました」

 こう話す和田匡生社長は、創業者である祖父と先代社長の父が築き上げてきた〝成和ブランド〟を継承し、取引先やユーザーからの期待と信頼に応えている。

 1935年に日本橋で創業し、55年に発展改組して設立された同社。企画からデザイン、生産、商品化までをワンストップで実現する「SEIWAトータル・プロデュース・システム」を構築し、多様化するクライアントの要望に細部まで応える力を備えている。

 中でも、充実した生産体制を支えているのが八王子市の自社製造工場「成和ネクタイ研究所」。現在、ネクタイ専門織機を24台揃えるなど、業界屈指とも言える規模を有している。

「ネクタイ作りの基本を大切にして伝統を紡いできました。当社の商品は、業界最大規模の自社工場と職人の匠の技術、人のマインドを触発する『感性品質』が融合した『温故知新』のモノづくりによって生まれています」(和田社長)

 創業から長年積み重ねてきたノウハウと技術を活かしてネックウェアや服飾小物雑貨など、ネクタイを軸とする製品ジャンルを着実に拡張。また、「ネクタイを大切にして欲しい」という願いを込めて「ネクタイ・リフォーム」にも取り組み、WEBサイトからオーダーを受け付けている。

 現在、祖父が創設に関わった「東京ネクタイ協同組合」の理事長を務めている和田社長。幅広い層にネクタイの魅力と奥深さを啓蒙するため、組合としてイベントやコラボレーションなど精力的に活動中だ。

3つの〝和〟が成す
「家業精神」を継承

 創業80年のステージに立ち「『100年企業』を視界に捉えた」と話す和田社長は、規模や利益の拡大でなく「匠の技術」と「家業精神」の継承を貫いていく。

「社名の如く、人・商品・取引先との3つの和を成す〝成和イズム〟を継承し、社員やお客様の顔が見える『家業』であり続けたい。社員に、歴史ある会社で働くことを誇りに感じてもらえるようにしたいですね」

 〝成和イズム〟の象徴と言えるのが、昨年に復刻されたこだわりの自社ブランド「ROYTOUCH」。創業当時から受け継がれるシルクの製織技術とネクタイ作りの全工程でこだわりを貫いた〝最高品質〟を武器に、同社は「温故知新」の姿勢を持った技術力と「メイド・イン・東京」を発信し、100周年に向けてさらに前進を続けていく。

【会社データ】
本社=東京都千代田区九段南2―2―3 九段プラザビル
☎=03―6261―3661創業=1935年10月
資本金=4174万5000円
従業員数=50名
売上高=14億円
事業内容=ネックウェア・服飾小物雑貨の企画・製造

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