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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

宇仁繊維(シリーズ No.1649)

2019年4月に創業20周年を迎える
オンリーワンのテキスタイルメーカー



宇仁 龍一 社長


生活の基本を「衣食住」と表現するが、この三文字の漢字をユニークに解釈するのが、宇仁繊維株式会社宇仁龍一社長
 「なぜ『衣』が先頭にあるのか。それは人間が生きていく上での優先順位を記しているのだと思います。採用面接ではこのことを繰り返し伝えていますので、『三度の食事より服が好き』という社員ばかりが集まっています」



同社の設立は1999年。国内アパレル市況が低迷する中にあって、創業以来20期連続で増収を続ける優良企業だ。成長の秘訣を宇仁社長は「優秀な人材の採用と公明正大な人事評価システム」と話す。
 国公立大学や美大・芸大出身者を中心に、毎年20~30名を採用。創業時4名だった社員はグループ含め250名を超えた
 「服好きであることは大前提で、かつ、お客様の要望に沿って服を作るわけですから、コミュニケーション能力も重視しています」
 特に女性の活躍が顕著な同社。平均年齢は28歳と非常に若い。この感性豊かな人材の育成が会社の成長にリンクするよう完全実力主義の評価システムを確立した。総務部門以外の社員全員が売上予算を持ち、年間売上1・2億円を達成すれば主任、1・8億円なら課長に昇進といった具合だ。当然、宇仁社長自らも予算を持ち、いまだ現役トップセールスマンというからこれ以上ない説得力がある。

素材開発の高級化を図る
新プロジェクトが始動


 一度も減収決算を計上したことがない同社であるが、さらなる発展を遂げるため、昨年4月から「ゴーゴージャカードプロジェクト」を推進している。これは素材高級化の一環で、ジャカード織物を大幅に増強しようというもの。①播州産地の先染めジャカード②福井産地のカットジャカード③小松産地のカットジャカード④小松産地のフクレジャカードとゴブランジャカード⑤福井産地のトリアセテートジャカード、と5つに分類。各産地の提携工場を盛り上げる意味合いもあるという。さらに、軽デニムやファッショナブルユニホームの開発など、新たな分野の開拓にも余念がない。
 「ファッション(流行)とは文字通り『流れ行くもの』です。明日買いたいと思ってもらえるような商品を作らなければなりません。そのためにも、常にトレンドを追いかけ、作っていくことが大切です」
大阪・東京・名古屋の各ショールームには、常時4万3千点を超えるサンプルを揃え、最短3日で納入するスピード感に加え、国内生産と素材以外に手を出さない一点集中主義を貫き続ける同社。
 「経営上様々なこだわりはありますが、なにより社員が楽しく仕事に取り組んでくれることが一番です」
 年に数度、社員から「仕事が楽しくて幸せ」と綴られた手紙をもらうという宇仁社長。取材中最高の笑顔がこぼれた瞬間だった。

【会社データ】
本社=大阪府大阪市中央区南本町2―6―12 サンマリオンタワー13F
TEL=06―6253―7311
資本金=9956万円
売上高=75億円
事業内容=婦人服地の企画、製造、販売等
http://www.komon-koubou.com

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