孤独・悩みを救う〝頼れる〟便利屋
熊野 信哉 社長
都市部で急増する単身高齢者。家族や地域社会との人間関係が希薄化する中、誰にも看取られずに孤独死した故人の最後の声を聞く人がいる。
「私たちは故人と最後に知り合い、全てが終わっても確かにそこで生活していたことを知る存在です」
と話すのは、15年前に創業した株式会社ダイフクの熊野信哉社長。神奈川県を中心とする首都圏で遺品整理から不用品の回収、「ゴミ屋敷」の清掃、害虫駆除、リフォーム、ペットの世話まで、様々な困り事に24時間365日対応する「便利屋」サービスを提供している。
「同業他社とも協力しながら、誰かの助けを必要としている方を一人でも多く救済していきたいですね」
と話す熊野社長は60歳で同社を退職し、故郷の長野県に帰る考えだという。
「会社は皆のもの。若い人に未来を託し、便利屋のノウハウを生かして雪かきや家の補修など、地元の方々の暮らしを助ける仕事をしようと思います」
【会社データ】
本社=神奈川県相模原市南区4―15―7 1F
☎=0120―49―4649
事業内容=遺品整理、不用品回収、「ゴミ屋敷」の掃除など
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