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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

理研アルマイト工業

友好的なM&Aで新たな仲間づくりを
金属加工のワンストップ体制を目指す


上野 翼 社長


 2025年、経営者が70歳以上で後継者が未定の中小企業は約127万社にものぼり、その約半分が黒字であるにもかかわらず廃業を迫られる恐れがある(中小企業庁)――。 
いわゆる「2025年問題」へのカウントダウンが始まる中、アルマイト表面処理の「総本山」と言われる理研アルマイト工業株式会社(上野翼社長)は、積極的かつ友好的なM&A戦略をスタート。魅力ある中小企業の人と技術を未来に継承しようとしている。


「特に製造業では、社長の『匠』が礎となっている中小企業が多く、素晴らしい技術を持っていても事業を続けられない会社が増えています。その技術を私たちが継承し、会社を大きくするためではなく日本経済、さらには全ての社員の幸せに繋がる〝仲間づくり〟を進めていきたいですね」
と話す上野社長。日本では「買収」「身売り」など刺激的な言葉によるネガティブなイメージによって近年まで浸透してこなかったM&Aを「仲間づくり」と定義し、子会社化ではなく、視線を共にするグループ会社として招き入れる方針だ。相手企業の社長も解任せず、その後の人事は「独自に行って欲しい」と言う。
また、上野社長は一昨年12月に就任する以前、現在の三菱UFJ銀行に勤務。数々のM&A案件にも携わる中で、日本における中小企業経営者の実情に触れてきた。
「日本には『売る=逃げる』という世間の冷たい視線があり、経営者も売る前提で創業していないために出口がわからない。将来売却する前提で起業することもあるアメリカのベンチャー企業とはスタンスが違います」(上野社長)

グループ化の付加価値
宇宙を舞台に共に成長


 マスメディアでも話題を集めるロケットや人工衛星、宇宙ステーション、航空機などで重用される同社の表面処理技術。上野社長の「仲間づくり」は、さらに活躍の場を広げるためのビジョンでもある。
「宇宙や防衛への強みを生かして仕事の幅を広げ、グループ内で金属加工の全工程を担えるワンストップの体制を作りたい。そうすれば、お客様が工程や納期を別々の会社に確認する必要もなく、付加価値を増やすことができます」
 と語る上野社長。株式上場と100年企業を目指すため、自社の社員も含めた仲間たちの活躍に期待を寄せる。
「一番大切なのは社員が会社に幸せを感じ、愛着があること。志高い仲間と共に成長し、共にハッピーになりたいですね」(上野社長)


【会社データ】
本社=神奈川県川崎市川崎区桜本2―44―1
☎=044―288―5530
設立=1952年10月
資本金=6000万円
従業員数=90名
事業内容=金属製品製造業
https://www.alumite.co.jp

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