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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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九州機電(シリーズNo.1733)

日立グループ特約店として80年以上にわたる実績
「利他」の精神が信頼を紡ぐ電気設備のプロ集団



西賀 徹 社長


 九州における主要な国道や鉄道路線の起点である北九州市・小倉。この地に本社を置く九州機電株式会社は今年、創業から88年を数えた。
「1931年に前身となる原田商会を曽祖父の弟が創業し、2年後に㈱日立製作所の特約店となって、その関係が今に続いています」
 と語るのは、実父から社長を引継ぎ、この11月で丸13年を迎えた西賀徹社長同社の資本は一時期、㈱日立製作所が6割を占めていたが、九州機電となった後、西賀社長の実父が社長の時に独立路線を進め、88年に日立出資分の譲渡を受けたという、日立グループの特約店としては稀有な沿革を築く。


 工場用設備、ビル関連設備を主軸に多様な電気機械製品を取り扱い、販売のみならず、設計・施工・メンテナンスまでをワンストップで担う同社。
「私たちが扱うのはコモディティ商品であり、必ずしもオンリーワンなものではありません。であるならば、『スピード』や臨機応変といった『対応力』がとても重要な付加価値となります」
 と話す西賀社長は、経営理念に「お客様の信頼を得ることを喜びとし、スピードと対応力で顧客満足度を高め、社員およびわが社に関わるすべての人々の幸福を実現します」と掲げ、今も毎朝の朝礼で全社員が唱和している。

「ご満足を売る
まごころの営業」


「私は『利他の精神』とよく社内で言いますが『人に喜んで頂くことが好き』という価値観をとても大切にしています。その精神が自分たちの対応力やスキルの向上を自ずと叶えていく」 
 と西賀社長は語る。こういった考え方が個々の社員に浸透し、同社の対応力は顧客の支持を集めている。
「端的には急な納期への対応など、メーカーのいう、通り一遍の対応ではなく、お客様のご要望を汲んだ上で私たちだからこそ実現できるスピード感を発揮しています」(西賀社長)
 同社の経営理念は、社員にとって働きやすい環境づくりや福利厚生に対する考え方にも色濃く反映している。同社では昨年4月より結婚祝い金として100万円を支給するほか、子供手当として一人月額2万円を支給している。若い社員には手厚い手当といえるだろう。
「社員が働きやすい職場で、大いに力を発揮してもらいたい。それと、国の課題である少子化対策の一助にもなると思いますし、何よりも社員の幸せを会社として支援したい」 
 社員には今までよりももっと生き生きと積極的に、顧客のためなら丁々発止の議論を戦わせる元気な社風を醸成していきたいと西賀社長は語る。
「この度、SDGsへの取組みも始めました。社員と関係各位の幸福を追求しつつ、更に企業価値の向上に向けて取り組んでいこうと思っています」
 と西賀社長は語る。


【会社データ】
本社=福岡県北九州市小倉北区西港町92-5
☎=093-591-2333
設立=1972年4月
資本金=5000万円
従業員数=84名
売上高=45億4416万円
事業内容=各種電気機械の卸売、設計・施工・メンテナンス
https://www.kyushu-kiden.co.jp

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