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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

日本土地建物(シリーズ No.1717)

「お客様の幸せは私の幸せ」を理念にムリせず成長
女性視点が生きる主力の「不動産再生事業」


 
神山 重子 社長


「第一の経営理念に『お客様の幸せは私の幸せ』を置き身の丈に合った経営で、無理せず、コツコツ、地道に成長を重ねて、17年目の今があります」
 と謙虚に話すのは、2003年8月の設立以来16期連続で黒字経営を達成し、18年4月期から19年同期の利益率160㌫増と、急成長を続ける投資用不動産販売会社、株式会社日本土地建物(略称・JLB)の創業者、神山重子社長だ。
 ワンルームマンション販売の㈱ニッテイやリゾート物件販売の㈱長谷工アーベストで通算12年勤務の後、「仕事にきっちりオン・オフを付け、愛犬・『まりも』の世話も充分にしたい」とアッサリ独立、東京・高輪の7坪の事務所でわずか2名でスタートしたのが同社。ちなみに夫君は、有機ELプロセス・デバイス技術で著名な脇本健夫工学博士だ。


 当初は東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県を対象に大手が設計・施工した中古物件を厳選し、そこに女性ならではの視点で「住む人の立場に立った」リフォームを実施。区分マンションを中心に不動産の価値向上を提案することで着実に業績を伸ばしてきた。
 17期目を迎えた現在では、買い取った中古物件にリノベーションを施し、投資用不動産として販売する「不動産再生事業」、自社で不動産を所有して安定的な収益確保を目指す「収益不動産保有事業」、購入や賃貸管理、売却など不動産に関する様々な業務をワンストップサービスで提供する「ソリューション事業」の3事業を展開。中でも持ち前の仕入れ情報収集力を生かした一棟マンションやオフィスビルの「不動産再生事業」が売上の大半を占める

身の丈に合った経営で
少数精鋭が集結


「新築物件は人気がありますが、一度の退去で新築と見なされなくなり、資産価値が変動しやすいのも事実です。一方中古物件は安く購入できますし、資産価値も比較的安定しています。1都3県の都心部に近いエリアなら安定した資産運用が見込めるのです」
 と、同社が「不動産再生事業」をメインに手掛ける要因を話す神山社長。
 投資用にリノベーションマンションを扱う不動産会社が林立する中、同社が強みとするのは、同社営業スタッフの足を使った物件情報収集能力と工夫を凝らした細部に亘るリノベーションへのこだわりだ。
 不動産流通のプロセスを分業制で対応する事業者が多い中、同社では物件の仕入れからリノベーション、販売まで一貫して一営業スタッフに任せる体制を敷いている。勢い、各営業スタッフは一連のプロセスの各分野に精通し、仕入れにおいても仲介業者と顔を合わせたコミュニケーションを図り、販売先を想定した何処よりも早く効率的な情報収集が可能となるのだ。
 またリノベーションにおいても、マンションの共有部分に赤の差し色を入れたり、オフィスのカーペットに2種類の色を使ってお洒落にしたり、立地のニーズを考慮して間取りを変えるなど、使いやすさ、暮らしやすさを考えて資産価値向上に繋がるリノベーションを心掛けている。
 創業時2名でスタートした同社も、10年8月には2度目のオフィス移転で帝国ホテルタワー18階に。現在では25名の少数精鋭スタッフが集結し、チームワークを発揮してそれぞれが一人何役もこなす有機的な組織として機能し、近年の急成長を支えている。
 不動産会社には珍しく土・日休日を実施している同社は、15年からは新卒採用を開始している。18年採用の新卒3期生では、新卒で初の女性営業職が誕生。同期生同士でよい意味でのライバル関係が生まれ、先輩社員も熱心に新人をサポートする好循環の職場環境が醸成されているという。


新築ビルやスポンサー事業など
新規事業にも積極的


 もともと建物を見るのが大好きで、「働くなら不動産を扱いたい」と不動産業界に飛び込んだ神山社長。この28年間で身に付けた経験や知識を基に、特に今のトレンドである、管理法人を効果的に使って賃貸物件を有利に経営していくためのノウハウを紹介した自著「不動産オーナーの『管理法人』超活用術」(幻冬舎刊)を18年に上梓している。
 このように不動産のプロとして新しいノウハウも磨き続ける神山社長は、近年の新規事業として新築ビルの企画・開発も手掛けている。その第一弾が18年4月完成の「JLBグランエクリュ四谷」だ。今後も不動産再生がメイン事業であることに変わりはないが、エリアやニーズによっては、こうした新しい試みにも積極的にチャレンジしていく構えだ。
 またCSRとして社会貢献にも積極的で、16年からは関東社会人サッカー連盟1部「東京23フットボールクラブ」のスポンサー事業を開始。今後はこうした社会貢献・支援活動も充実していこうとしている。
 土・日が休日で、新卒1年目でも一棟売りの物件を担当できる自由度の高い働き方を推進する同社は、不動産のプロとして必要なスキルを体験的に学び、ノウハウを蓄積できる絶好の職場。今後は徐々に採用数も増やす意向で、女性も含めて新卒入社を歓迎している。
「メンバーやその家族、仲介業者様、金融機関様、オーナー様といった普段からお世話になっているステークホルダーの皆様の幸せを追求していきたいですね」
 と、神山社長は17期目への思いを話している。


[会社データ]
本社=東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー18F
℡03-5501-0877
設立=2003年8月1日
資本金=3000万円
事業内容=不動産再生事業、収益不動産保有事業、ソリューション事業等
https://www.j-tochi.co.jp

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